2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
かすてん版 2020年天文イベント
2020-12-31 Thu 00:00
 2月10日 水星の東方最大離角 街中でもよく見える
 2月12日 暗くなったベテルギウスの観測
 2月25日 復光モードに入ったベテルギウス
 5月10日 とこさんの新刊【星狩りの夜】刊行
 7月20日 ネオワイズ彗星 (C/2020 F3)を見る
 8月20日 高くなってきた火星を見上げて焦る
10月20日 火星観測
12月 6日 はやぶさ2カプセル帰還
   21日 木星と土星の超大接近、前後日は観測できたが当日はできず

昨年は、秋に足を骨折したことを受けて、明日は今日の続きの様に同じ様には巡ってこないことを思い知らされたと書いたが、今年はまったく同じ感想を、いやましに重く受け止めざるをえない年になった。例年同様、みなさまにとって良い2021年となりますようにと書きつつも、何もせずに今よりも良い未来が来るなどと信じている人はおそらくいないはず、ということを信じて年を越したいと思う。
みなさまもよい年をお迎えください。
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星句 2020年
2020-12-30 Wed 00:00
今年はなんといっても常陸太田市の都々逸全国大会が中止になったことが残念だった。まだまだ新型コロナを笑いのネタにできる時期ではないのだが、敢えて抵抗のつもりで作ってみたものの中から一つと、石川県加賀市での熊出没のニュースを耳にして山中温泉の知人を思って作ったもの一つと、今年はこれだけ。

 目もとほめられ悪い気せぬが うれしさ半ばのマスク美人 2020年7月2日
 山中山代馴染みの獅子に 熊が恋路の邪魔をする     2020年10月17日
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カッコ付きの「おじさん」からの生還を期して
2020-12-29 Tue 00:00
2012171.jpg『持続可能な魂の利用』 松田青子著 中央公論新社
                 2020年 1500円

この前、伊藤詩織さんとせやろがいおじさんの対談動画(伊藤詩織✕せやろがい 「おじさん」について)の中で紹介されていて、その後ツイッターなどでも話題になっているようだ。地元の図書館に入っていたのでさっそく借りてきた。
女性非正規社員へパワハラを繰り返していた若い「おじさん」社員を叩き潰すエピソードがあるが、会社員をしている自分の友人のパワハラ被害のことと重なって見えた。彼もパワハラ被害にあって体調を崩した時期があったが、体を立て直してから人事と協力してパワハラ男を叩き潰したと聞いている。

これは小説で「おじさん」の生態図鑑ではないが、自分がまだカッコ付きの「おじさん」になっていない指標は、その醜悪さに嫌悪感を抱けるかどうかだろう。いやいや、「おじさん」にはそんな感受性ないに違いない。せめて自分は「おじさん」になる前に己をバージョンアップしてそこから生還するためにも読んでおいた方がよいだろう。
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年内、ヒヤミカチ節の到達点
2020-12-28 Mon 00:00
11月15日 ヒヤミカチ節を来年の三線目標曲にする。
      しばし工工四を眺める。前奏を暗譜。
      →カンカラ三線での初日の音
11月18日 最初の歌パートのみ弾き歌い。
11月22日 全体を暗譜。
12月15日 1番だけだが弾きながらなんとか歌える。ただし、へなちょこ。
[追記]12月31日 練習開始一月半時点の音

来年の目標曲だから、まだできなくて構わない、と自分を納得させて年越し。
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シンクとゴミ受け皿のお掃除
2020-12-27 Sun 00:00
2012041.jpg職場にお掃除ロボットを導入したおかげで床は綺麗になったのだが、次に気になったのが流し。シンクとゴミ受け皿が茶渋でかなり汚れてきている。ついでにちょっとお掃除。シンクのBeforeは撮り損なったけど、ゴミ受け皿のBefore & Afterの写真を貼っておく。結構綺麗になるのでやりがい満点。クエン酸よありがとう。
最後にトイレの便器をきれいにして大掃除は終わり。
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『天文年鑑』2021年度版
2020-12-26 Sat 00:00
2012101.jpg
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昨年のオオヒシクイ最大越冬数189羽に手が届く勢い
2020-12-25 Fri 00:00
稲敷雁の郷友の会のブログ「今日のオオヒシクイ」によると24日現在で越冬数が183羽になったようだ。まだまだ寒くなるだろうから、昨年度の最大数189羽に達するのかもしれない。
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最接近翌々日の木星と土星
2020-12-24 Thu 00:00
2012231.jpg今日はヘタレ目でも肉眼で分離して見えた。昨夕同様にラプトル50+F.8mmアイピースで75倍の視野にもまだ2星が収まっている。明日くらいまでは1視野で見えそうだ。もちろん低倍率のK.20mmで30倍にすればもっと長く楽しめるだろうけど、土星の輪や木星の縞模様は当然見えにくくなる。
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最接近翌日の木星と土星
2020-12-23 Wed 00:00
2012221.jpg最接近だった昨日は別用で見られなかったが、今夕もまだかなり近かった。乱視のへたれ目には肉眼では分離できなかった。

2012222.jpgラプトル50の視野内に二大惑星が収まる超級の光景は目撃できてよかった。ただ、手持ちコリメートだったのでヘナチョコ写真になってしまったが、それでも左側は土星っぽく写っているでしょ。耳に見えるのは手ブレだが、それと垂直方向に楕円なのが土星。
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越冬中のオオヒシクイ177羽
2020-12-22 Tue 00:00
気温の割に風がなく過ごしやすい日だった。昼過ぎから稲敷市内の寺や城跡を回って、帰りに稲波に寄ってきた。

2012211.jpg江戸崎側(写真左奥)から観測小屋へ近づいたが、車道にかなり近い田んぼに滞留中だったので、これまでで最も近くで見た気がする。ただ、こちらの車を警戒しているようなので速やかに通り過ぎたためじっくりは見られなかったのは残念。

2012212.jpg今日はボートが通っていないそうで、小野川にはたくさんの水鳥も浮かんでいる。

2012213.jpg稲敷雁の郷友の会のブログ「今日のオオヒシクイ」によると現在の越冬数は177羽で、今日は全羽滞留していた。

今日は夕方外出していたため木星と土星の最接近は見られず。
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木星・土星の接近 1日前
2020-12-21 Mon 00:00
天気はよかったのだが外出していたため夕方の観測はできず。明日も晴れてくれることを期待しよう。
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木星・土星の接近 2日前
2020-12-20 Sun 00:00
2012191.jpg昨夕は曇って月が辛うじて見えるだけだった。今夕は雲がありながらも木星と土星の接近を見ることができた。かなり近づいた感じだがまだ肉眼で十分に離れて見える。
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ヤモリ家族を見守るために
2020-12-19 Sat 00:00
2012091.jpg観測小屋の管理を委託しているのはかわいいヤモリ家族だが、この本でその生活のこともちょっと知ってみたいと思う。

『ニホンヤモリ 夜な夜な観察記』 鈴木欣司・鈴木悦子著
            緑書房 2014年 1800円
『はっけん ニホンヤモリ』 写真 関慎太郎 編著 AZ Relief 小泉有希
               緑書房 2020年 1800円
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近づく木星・土星に月も近づく
2020-12-18 Fri 00:00
2012172.jpg隣家との隙間から。

2012173.jpg地球照も写る。
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木星土星大接近の5日前だが雲で見えず
2020-12-17 Thu 00:00
今夜の観測:夕方帰宅時は西の低空にだけ雲があって木星+土星は見えず。α Ori(ベテルギウス)0.6等。夜は寒いのでこれだけ。
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霰の朝
2020-12-16 Wed 00:00
2012152.jpg朝、家を出る時ガレージの上に霜が降りていると思って、足元を見たら、夜の間に霰が降ったみたいだ。やっぱり冬タイヤにしておいた方がいのかなぁ。

2012151.jpg
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火星スケッチ 2020年10月
2020-12-15 Tue 00:00
今年の火星は自分が見られる最良の条件だったが、10月20日の1回きりの観察だった。

mars2010202.png2020年10月20日 21時20分。EdgeHD800。x222。視直径約21.8秒。今季初めての火星スケッチをした。画像がゆらゆらしているがしばらく眺めていたら海の形がだんだんに見えてきた。正面に大シルチス、その南西にチュレニーの海その西にキンメリア人の海。大シルチスから東はサバ人の海から子午線の湾(アリンの爪)が見えている。小さくなった南極冠との間の若干明るいところはヘラス盆地。火星面の色はもっと黄色味がかっている。久しぶりの火星イラストの上に、これまで使っていたソフトではなくMacのプレビューだけで描いたので手間取った。
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木星と土星の超大接近
2020-12-14 Mon 00:00
2012081.png12月21日に木星と土星が6.11分まで近づく超大接近まで1週間だ。この日にいきなり接近するわけではないので、1度以内に近づく見頃は「〇〇年ぶりの木星と土星の超接近まで二週間」(『ほんのり光房』)の解説を参考にさせてもらうと12月12日から12月30日になるということで、この期間は出来る限り眺めてみたいと思う。前回この距離以下まで接近したのは1623年7月16日の5.17分なのだが太陽に近すぎて観察できなかったので除外するとして、1226年3月12日の2.14分が直近の6.11分以下の接近になる。そしてこの時は、木星と土星の他に金星も大接近した様で中世の日本人は兆候として恐れたらしい。それについては、「木星と土星の大接近について」に解説がある。
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戦国時代は土木工事の時代
2020-12-13 Sun 00:00
2012061.jpgヨメさんが右の様な本を借りて来た。戦国時代は日本列島大改造時代で、すでに左の様な本も手に入れてはいたのだが読まずに積読スタックに入っていた。
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紙コップ用使い捨て蓋の観察
2020-12-12 Sat 00:00
2012102.pngホットコーヒーの差し入れを頂いた。熱いのは苦手なので蓋を外して飲んだのだが、その後で蓋をまじまじと眺めてしまった。いろいろと細工がされているみたいだ。

熱いまま飲みたい人は蓋したまま小さな飲み口から飲むらしい。その穴はストローを挿すにも使える。飲み口カバーは邪魔にならないようにはめ込んで収納できるようになっている。中央に小さなポッチがあるが、透かしたらピンホールが空いていた。飲むときに陰圧にならないための空気穴だ。その上の広い半月型の凹みおそらく鼻が当たっても邪魔にならないための窪みなのだろう。人によっては不要かも。
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「ガッチリ買いましょう」のワンタッチカレー方式が今も残っていた
2020-12-11 Fri 00:00
2012063.jpg残念ながら佐倉の国立歴史民族博物館で開催されていた『性差の日本史』を見に行く機会を得られなかった。それでも、こういう時期なので展示解説のニコニコ配信企画があったのでそれを見ることができた。なんと3時間半の放送。しかし、内容はたいへん面白かった。図録が大好評と言うことでヨメさんが通販で購入。送料を調整するために図録以外に小物を数点購入していた。昔の「ガッチリ買いましょう」でグリコワンタッチカレーで調整するみたいなものだな。
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お掃除ロボット導入の効用
2020-12-10 Thu 00:00
不精者故たまにしか掃除機をかけないので、職場の床のホコリが目立って来ている。事務机、棚、冷蔵庫、仮眠用ベッド、段ボール箱が壁面に置いてあるくらいで床面は広々としている場所なので、お掃除ロボットを導入することにした。2012051.jpgただ、いきなりホコリをこんなにたくさん吸わせて不具合が発生したらつまらないので事前に掃除機をかけておいた。って、最初からそうすればロボットいらないんじゃねぇ?と言われそうだ。そして、今後の掃除の効率を良くするためロボットが動きやすい様にと床の荷物も極力整頓した。って、結局ロボットが到着する前にかなり片付いてしまったんじゃねぇ?とも言われそうだな。お掃除ロボット導入の最大の効用って実はここだったりして。
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偽書は、こうあって欲しいと望むその時代の精神世界の反映なのか
2020-12-09 Wed 00:00
2012062.jpg『ユリイカ 12月号 特集・偽書の世界』
           青土社 2020年 1900円

前回『ユリイカ』を買ってから何十年経っているだろうか。石原吉郎とかネルヴァルとか、もうこれは買わなおれんといった特集をいくつか手に入れたのは三、四十年も前になるかも。『ユリイカ』ではなくて『現代思想』だったかもしれないが今やどちらだったかなんて記憶にはない。ツイッターの歴史系の方々の話題に上っていたので久しぶりに買ってみた。安倍・菅政権による偽公文書濫造時代([追記]この点については、むしろ減っているというご指摘もいただき、確かに文書自体を作らせない方向に進んでいることこそ危険と感じる)にぶつけた企画だと思うが、歴史学の話題としては、『甲陽軍鑑』の偽書の汚名がどうして外されたかについての呉座勇一氏の論考や日本最大の偽書と言われる『椿井文書』を偽書と見抜いた馬部隆弘氏の対談とかを目当てにした。偽書には、「こうあって欲しいと望むその時代の精神世界の反映」という一面があるのかもしれない。その他、多角的な視点から偽書について取り上げた論考が集まっているので期待していないものの中に案外面白い話があるかもしれない。
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雲ひとつない稲波の空の下
2020-12-08 Tue 00:00
2012071.jpg天気が良かったので自転車で稲波干拓地のオオヒシクイ観察小屋へ行って来た。朝のうちに全羽飛去したそうだ。まぁ、ここへはおしゃべりをしに行っている様なものなので、オオヒシクイは次回で構わんけど。
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ちょっと目を離している間に
2020-12-07 Mon 00:00
前回稲波干拓地のオオヒシクイのことを書いたのは11月28日の滞留3羽の時。その後1週間ほど目を離している間に、歴代2位の越冬数で増えていた。もう暖かくならないことを野生の勘でわかっているんだろう。明日は天気が良さそうなので今年初めてのご挨拶に行って来ようかな。
 →『今日のオオヒシクイ』ブログ
 6日   6羽 越冬数6羽
 7日   0羽
 8日   0羽
 9日   6羽
10日   0羽
11日   0羽
12日   5羽 越冬数11羽
13日   5羽
14日   5羽 越冬数5羽
15日   0羽 越冬数11羽
16日   0羽
17日   0羽
18日   0羽
19日   0羽
20日   0羽
21日   0羽
22日   0羽 6羽戻るもセスナと遭遇し飛去
23日   0羽 越冬数0羽 
24日   0羽
25日   0羽
26日   0羽
27日   0羽
28日   3羽
29日   3羽
30日   3羽
 1日  69羽
 2日  69羽
 3日  69羽
 4日   ?羽
 5日 131羽
 6日 152羽 過去第2位の越冬数。
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別れと旅立ちの挨拶
2020-12-06 Sun 00:00
2012052.jpg・小惑星探査機「はやぶさ2」と「カプセル」をとらえた!
・せいめい望遠鏡「はやぶさ2帰還カプセル」を捉える
 12月5日14時30分に予定通りカプセルを放出したはやぶさ2は、1時間後にTCM-5を行い地球圏離脱への軌道変光に成功したようだ。夜中の2時28分頃、お別れと新しい旅立ちの挨拶のためにはやぶさ2が火球となったカプセルを撮影するらしい。初号機の涙に途切れる地球像とは対照的だな。
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今日明日は、はやぶさ2帰還イベント三昧
2020-12-05 Sat 02:45
今日この後14時30分にカプセルを分離して、15時30分から18時00分にTCM-5を実行して地球圏を離脱する軌道へ遷移、そして、明日の今頃は、はやぶさ2のカプセルが着地する。
2012042.jpeg
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今夜は終了
2020-12-04 Fri 00:00
2012031.jpgネタも無いことなので雲の写真でお茶を濁して就寝。
別窓 | 雨天曇天月夜日記 | コメント:0
企画展『喜連川足利氏誕生の軌跡』まで片道3時間
2020-12-03 Thu 00:00
201129.jpg1時間も予定しておけば時間が余るだろうと高を括って行ったのだが、2時間たっぷり必要だった。展示の文書それぞれに添えられている翻刻を読んでいるとけっこう時間が過ぎる。片道3時間、遠くまで来た甲斐のある展示会だと感じた。図録も読みやすいし値段も手頃。


別窓 | 城郭・郷土史 | コメント:0
来た来た来た来た
2020-12-02 Wed 00:00
『今日のオオヒシクイ』によると、稲波干拓地のオオヒシクイ越冬数が一気に69羽に増えたみたい。やっぱり寒くなるのを待っていたってことのようだ。ってことは、ここから本格的に冬へ突入ってことになるのだろうな。コロナに間違われないよう風邪にご注意。
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