2020-10-22 Thu 00:00
![]() 地図を見ると現場は河川のすぐ脇で、現在はコンクリート護岸になっているがかつては河川敷だった場所と思われる。専門家の砂地というコメントとも符合する。シールドが差し掛かった1ヶ月前から周辺では振動、建物の亀裂、縁石の隆起・沈下などが発生しているらしいので、土の取り込み過ぎに加えて、シールドが発生する振動による液状化が引き金になったと推測する。この先、三鷹市、武蔵野市、杉並区、練馬区を掘らなくてはならないが、追加の調査時間と費用確保、住民の説得などにかなりの時間が必要になるだろうから、当分工事は進められないだろう。 ・地図はいまも悪夢を知っている 川は昔を懐かしむといわれるように、大雨や洪水が起こった時、まず河道へ流れ込み、最後まで水がはけないのも旧河道。この記事で紹介されている国土地理院の「治水地形分類図」で陥没現場を見たら「氾濫平野」となっていた。現在は2mほどの川幅だがかつての河川敷である氾濫平野の幅は200mを越えていた。 |
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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