2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
新型コロナを予測していたかのような『パンデミック・マップ』の出版
2020-03-28 Sat 00:00
2002282.jpg『パンデミック・マップ』 サンドラ・ヘンペル著
     竹田誠・竹田美文日本語版監修 関谷冬華訳
     日経ナショナルジオグラフィック社 2020年 2600円

 3月27日の現時点で数週間前を振り返ったとき、いつ頃から新型コロナ感染症に対して緊迫感を持ち始めたのかを思い出せるだろうか?案外おぼろげだと思う。自分にとってはこの本が一つの指標になる。2月27日にヨメさんが図書館の新刊書コーナーから借りてきたときの印象は「地元の図書館はなんてタイムリーな本を事前発注してあったことか、誰の選書?」というものだった。その頃、新型コロナは中国から韓国、日本、イランへと拡散しつつあり、ヨーロッパでもちらほら感染者が出始めていた。その後の全世界への拡大はご存知の通り。
 現在とは違い昔は感染症の原因が微生物であることすら分かっていなかった。そのときに力になったのは感染地図だったと言う。図化することは科学的な思考ができる現代人にとっては当たり前過ぎる発想だろう。では、現在のCOVID-19ではどうかと振り返ったとき、差別や嫌がらせ問題のため詳細な地図は公表せずということになっているようだ。科学脳ではない〇〇脳が猛威を振るって世は暗黒の時代へ逆戻りの様だ。
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