大洗町埋蔵文化財企画展第3弾「常陸鏡塚」初日、ギャラリートークの時間に間に合うように行って来た。
めんたいパークで昼飯用のおにぎりを買って徒歩で出発。そこから15分のところに、
来春国指定史跡になる予定と今朝の新聞記事に出ていた磯浜古墳群はあって、磯浜海防陣屋を含んだ日下ケ塚、姫塚古墳、国内最大級円墳の車塚古墳などに寄り道。

そこから旧大貫小学校の企画展会場までは徒歩15分ほどで到着。

「常陸鏡塚」企画展初日のみのギャラリートークには多くの参加者があった(昨年の倍とのこと)。教育委員会蓼沼さんの復元模型を使った古墳の考古学的な話に加えて、三井考測の三井猛さんの測量の解説は、めったに伺えないマニアックな内容で来た甲斐があった。ギャラリートークの最後に、来週24日のおでぃば山(磯浜海防陣屋)草刈りの広報もあったが、私が知っているだけでも15年近く地元の方々との草刈り行事が続いていることになり、そういうこともこの町の魅力に感じられた。街中には明日のあんこう祭目当ての明らかにリピーターと見受けられるガルパンファンなど大勢の若者が一泊予定で次から次と湧くように集まって来ていたが、彼らも私とは別の部分でこの町の魅力に惹きつけられているのだろう。表面的には、大洗恐るべしとなるが、あの人、この人の様な地道にやって来た人々の成果の積み重ねだということは忘れてはいけないと感じた。