2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
骨折日記(3) 25日目〜30日目
2019-10-20 Sun 00:00
10月14日(月) 骨折25日目。三味線ケースの蓋を17日振りに恐る恐る開ける。今日も破れていなくて安心する。

10月15日(火) 骨折26日目。今日はシーネ巻き直しで全部外した時にシャワーを浴びた。怪我して以来25日ぶりに左足を石鹸とお湯で洗う。おお、垢が見事に取れて気持ちがいい。先週あたりから酷くなっている太ももの湿疹と痒みは、包帯素材による接触刺激が原因の「自家感作性皮膚炎」というものらしい。起きている時はまだしも、寝ている最中に不意に太もものどこかが無性に痒くなる。これがとにかくたまらん痒さなのだ。痒みに弱い自分は我慢してやり過ごすことができず衣服の上から擦ってしまう。ただ幸いなことに、擦った部分が荒れて出血するまでには至らない。ネットで調べると、治療はステロイド軟膏の塗布ということなので主治医の方針で良さそうだ。しかし、主原因が取り除かれない限り治ることはなさそうなので、包帯でシーネ固定されている限りこの状態が続くらしい。とにかく、寝るのが辛いこの1週間だ。

10月16日(水) 骨折27日目。イヌネコの肉球に相当する部分はヒトでは指の付け根というなんだかつまらない名称なのだが、受傷以来そこがパンパンになっている。裸足の足の裏を床につけても、指先が浮いてしまって曲げても床に着けられない状態だ。これでは固定が外れてもすぐには歩けそうにない。そこで、本を読んでいるときなどは、指の運動をするようにしている。さらに、写真の様に手で足の指を前後にストレッチしたりもする。こうすると、付け根の浮腫が少し取れて指の動きが軽くなる感じがして気持ちがいい。湿疹と痒みについては手元にあった抗アレルギー薬のオロパタジンを飲んで様子をみることにした。
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10月17日(木) 骨折28日目。4週目の巻き換えに行ってきた。まずは、今週の記念写真。左右比べて極端に痩せては見えない。そして、待ちに待った先週からのお約束、慎重な先生なので、「ここまで我慢したのだからもう一週間このままで行こうか」なんて言い出さないだろうかとドキドキしていたけど、漸く膝下だけの短下肢シーネにしてもらえた。4週間固定されていたため膝を深く曲げたときに若干大腿の筋肉が突っ張るけど特に問題なく動くので一安心。それにしても、湿疹が痛々しい。抗生物質入りのステロイド軟膏をもう1週間分追加で出してもらう。
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約一月経ったので、これまでの4週間の受傷部の変化の定点観測写真を並べておく。週を追う毎に、わずかずつ腫れが小さくなっていると感じるのは贔屓目か?
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10月18日(金) 骨折29日目。短下肢固定になったので両足を揃えて椅子に座れる。固定が外れたら開始するタオルギャザーの動きを予行演習してみた。指に力を入れても足の甲がパンパンなのと、付け根に浮腫があるのとで後ろへ曲がりにくいのに加えて、足の裏(土踏まず)が突っ張る感じで痛い。
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10月19日(土) 骨折30日目。知り合いの出演する演奏会を見に土浦へ行ってきた。怪我でもなければなかなか土曜日の昼に時間を開けるのは難しいので、良い機会だった。今日も指に力を入れて後ろへ曲げる練習をした。手にも顔にも力が入る(左写真)。その後包帯巻き換えでシーネを外した際、床に素足を着けてみたら、指先が床に触れる様になっていた(右写真)。今日は大進歩だ。
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[注]同じ腓骨遠位端骨折でも症状や治療方針に違いがあります。また、自分の考えで行なっている部分もあるので、参考程度にお読みください。
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