2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
台風15号の被害を長期化させたのは森林の荒廃だったのではないか
2019-09-25 Wed 00:00
NEWSつくば:《邑から日本を見る》48 緊急事態なのに平然と内閣改造
 東電の復旧作業の遅れを叩く論調は多いが、そもそも上陸時点で960hPa程度の台風でこれだけの被害が出た真の理由を見直しておいた方が良いように感じる。この程度の台風など過去にいくらでも来ているし、今後もいくらでもやって来るわけだから、台風そのものに責任をおっ被せても解決にならない。1909241.jpg大風以外に原因が無いにも関わらず、立っている電線がパタパタと倒れてしまったとか、風だけで架線がブチブチ切れてしまったとか、そうであれば東電の施工に問題があった可能性はあるのだが、身の回りを見渡すと、樹木の枝が架線に覆いかぶさっている場所も多く、あの強風で揺すられたにもかかわらず、よく停電しなかったものだと感心する場所が多いことも確か。千葉県内の停電は、倒木による断線が原因になっている箇所もかなり多いと聞く。そうであれば、東電の責任ばかり叩いても核心から目をそらすことになってしまう(それがマスコミの目的なのか?)。先崎さんが最後に書いているが、森林の荒廃、これは停電の原因にとどまらず、社会的に大きな負債という点で、今後もキーワードになりそうだ。
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