2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
土浦のご当地「小唄」と「音頭」
2019-08-05 Mon 00:00
1907231.jpg土浦にもご当地ソングがある。友人達も地元を織り込んだオリジナル曲を作って街のイベントなどで披露しているが、過去にもあった。
市村壮雄一:作詞、宮本英一:作曲の『土浦小唄』を歌っているのは『この世の花』の大ヒット直後の島倉千代子。土浦の景気が良かった時代のことで、今でこそあまり聞く機会はなくなってしまったが、かつての七夕まつりなどで流れていただろうから、ある年代から上の人にとっては記憶に残る懐かしい歌の一つなのではないだろうか。20数年前に県南へ来た自分はリアルに流れているのを聞いたことはないが、昭和の土浦を思い出すよすがとして、たまには思い出して歌うのも良いのではないかと思い、三味線用の楽譜を作ってみた。機会があったら宴会の席でご披露しようと思っている。
 →YouTube:土浦小唄 コロムビアレコードPR1809 唄:島倉千代子

1907272.jpg『土浦小唄』を『土浦音頭』と間違えて記憶している方もいる様だ。実際に『土浦音頭』があるのでややこしい。一つは、同じ市村壮雄一氏が1960年に出版した『土浦小唄』という自作小唄作品集(右写真)の中に「土浦音頭」の詞だけが載っている。だが、もっと古くから存在している『土浦音頭』があるのだ。それについては以下の記事が大変興味深いのでお読みいただきたい。
 →重箱の隅に置けない:横瀬夜雨を深読みする>復刻「土浦音頭」

なお、『土浦小唄』を作詞した市村壮雄一氏については、以下のコラムに書かれている。
 →重箱の隅に置けない:沸騰! 土浦芸者の人気投票>新聞が仕掛けた昭和初期
 →NEWSつくば:《土着通信部》23 土浦狂乱の90年前 芸者の人気投票に沸く
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