33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
1968年12月27日と1969年7月21日
2019-07-21 Sun 00:00
1907171.jpg・Apollo 50th:NASA
 50年前の7月21日11時56分15秒(日本時間)、アームストロング船長が月面に第一歩を記した時、東京多摩地域は良い天気だったと記憶する。自分はプール授業も真面目に参加する中学生だったが、この日ばかりはプールとアポロ11号では選択の余地はなく、自宅にこもって西山千さんの同時通訳を聞きながらテレビ画面に釘付けになっていた。[画像提供:NASA]
 この日が感動的な一日になったことは確かだが、一連のアポロ計画の中で自分の心に最も強く残っているのは、実はアポロ11号でもなく月面着陸でもない。自分にとっての最大のイベントは、アポロ8号の大気圏再突入だった。これによって人類は宇宙から帰って来られることが証明され、つまりは宇宙へ出て行くことが可能になった瞬間だと、小6の自分にもそういう画期と感じられた。

[追記]ほんのり光房のみゃおさんも当然この日のことを記事に書いているが、彼もまた前人未到というか誰も考えないとか誰もやってみようとしないことに挑戦する人で、今回はアポロ各LMにおける着陸/出発時の月齢や太陽高度をすべて計算し、アーカイブ「アポロ着陸地点の観察」を公開している。
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