2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
うぐいす芸者歌手の歌唱を堪能
2019-05-14 Tue 00:00
1905101.jpg『うぐいす芸者と流行小唄 〜SP盤レコードの時代〜』
   CD5枚組 日本コロムビア 9720円 2018年

うぐいす芸者歌手というのは、芸妓出身の歌手あるいは兼業の歌手のこと。日本橋葭町の芸者で昭和4年に「祇園小唄」を出した藤本二三吉や昭和7に「柳の雨」を出した葭町勝太郎(後の小唄勝太郎)、「茶切節」を出した市丸などが草分けになるようだ。日本髪を結ったうぐいす芸者歌手は、自分が子どもの頃の歌謡番組では常連だったが、20年ほど前に市丸姐さんも亡くなっていまやこの音楽文化は絶えてしまった様だ。尤も、歌謡番組自体が絶滅してしまっているが。
CD5枚組で全90曲が収録されていて、その中に浅草ゆめ子の曲がデビュー曲含めて8曲も収められているのが珍しいので購入した。以前読んだ本のインタビューで、ご本人が「歌手としてあまり売れなかった」と答えていたが、情感、色気、申し分無い歌唱力で、他の超有名歌手にも引けは取っていない。だが、売れる売れないは歌の上手さだけで量れないのも確か。引退した神楽坂はん子後の看板歌手としてデビューさせたにしては、「ゲイシャ・ワルツ」や「だから今夜は酔わせてね」、「あゝそれなのに」などに匹敵する曲を貰えなかったのは残念だった。

収録曲は以下のコロムビアのページで見ることができる。
 →うぐいす芸者と流行小唄 〜SP盤レコードの時代〜
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