
まあかっしょは土浦の節分行事。おそらくは「蒔きましょう」と言った意味だと思われる。節分に蒔くのは豆というのが相場だが、ここで蒔くのは、、、銭。場所は土浦で最古の十字路。右はちょっと古いが『広報つちうら』2008年1月号の案内。原発事故の前にはしし鍋が振舞われていたんだ。今夜はうどん。でも具沢山でとてもおいしかった。

まずは中城の琴平神社と不動院の豆まき餅まきから始まる。普段はそれほど往来のある界隈ではないが、17時頃には大勢の人が集まってきている。

瀧泉寺の住職やキララちゃんの豆まきが始まると境内騒然。こちらは菓子には目もくれず餅に狙いを定める。

次は中央二丁目の十字路へ移動。ここがまあかっしょの場所。土浦から東崎へ向かう最も古い道で、水戸街道と十字に交差する唯一の交差点(明治以降新たな十字路が数カ所増えているが)。

人と車の通行の危険を避けながら銭まき。この風習をご存知の人の中には、車で通過しがけに豆とか銭をまいてくれる人もいる。次に行く東崎鷲神社のじゃかもこじゃんがなくなってしまった現在、まあかっしょは貴重な行事と感じる。

神楽の組も踊りながらいろいろ撒いてくれる。

最後は東崎の鷲神社。平日に行くと人っ子一人いない閑散とした神社だが、今夜は違う。

さて、3カ所で頂いた福はというと、豆5袋+505円、餅10個、みかん2個、ラーメン1個、うまい棒1個。まあかっしょで拾った銭はその場で使ってしまうのが決まりなので、明日2丁目の店で使うことにしよう。