
何年か前の冬、生牡蠣を食べてノロウィルス感染症と思われる症状に見舞われたことがある。お腹の弱い自分は下痢、お腹の丈夫なヨメさんは嘔吐だった。寒くなってノロウィルス感染症の多発する季節になり、先ほどもラジオで大便後の手洗いの重要性が語られていた。確かに汚染された手でドアノブを掴めばウィルスを撒き散らすことになるというのはわかるが、手洗いをきちんとやっている人にとって本当の問題はそこではないように思っている。
またもや尾籠な話題で恐縮だが、みなさんは出すものを出した後、手を洗うのと衣服を整えるのとどちらを先に行うのだろうか。便器に手水が付いているいないに関わらず、私は衣服を整えてから手を洗う。ということは、ズボンの腰やベルトや上着の裾付近には手を洗う前に触れることになり、かなり汚染されてしまうはずだ。保健衛生のプロはこのあたりはどの様に対処しているのだろうか。まあ、自分の腸内細菌なので免疫上の抵抗力があるためそう簡単に病気を発症しないとは思うが、他人の衣服のその辺りにはなるべく触れない様に注意をした方がいいのかもしれない。