2018-09-07 Fri 00:00
5日の早朝、台風21号による豪雨が屋根を叩いている時に茨城県沖で震度4の地震が起きた。縦揺れがけっこう長く、寝ぼけた頭には気持ちの悪い地震だった。豪雨の中で地震かよと不安な気分になったが、幸い雨も揺れも間もなく収束した。台風21号はその後北海道の西をかすめて道内に大雨をもたらし温帯低気圧となって消滅した。その翌日の6日未明に胆振東部地方を震源とするマグニチュード6.7の大地震が起き甚大な被害が出ている。
日本列島にいる限り様々な自然災害に遭遇するのは覚悟するにしても、お仲間だけは儲かるところへ湯水の如く金を使いながら、国民の安全確保はケチるという方針の政府には早く退いてもらいたい。 関空の連絡橋にタンカーがぶつかっただけで空港が孤立してしまうとは、多重安全も取られておらず、安全思想無しの設計と言っても過言でないと思ったが、北海道電力も苫東火力がダウンしたら、北海道全域がみごとに停電してしまうとは、こちらにも多重安全の思想が無かった様だ。主力の苫東火力がダウンした場合、安全のために他の火力も止めることや道央中心に広範囲に停電が広がることは納得出来る。しかし、その他の3基の火力は安全を確認した後も(苫東が壊れたので代わりの)水力から電気を供給されないと自力では立ち上がれないとはどういうシステムになっているのだろう。苫東は絶対に壊れないことが前提だということか。火力発電所には、原発に求めている様な非常用の自家発電施設は無くてもよいのだろうか?こんなことすら想定外の会社が原発を持っているというのも恐ろしい。尤も、実際の場合には機能しない絵に描いた餅の安全対策でもOKとして審査を通す、節穴の指導官庁に最大の責任があるのだと思うが。 |
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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