
2018年07月20日 21時25分。65P。x139。視直径約23.8秒。一月ぶりに火星を見た。高度は低いわ、正面に街灯はあるわ、電線の隙間から見ているわ、ダストストームは静まっていないわで、ただ大きくなった橙色のぶよぶよする円盤を見ているだけの様。

模様らしきものは感じられる程度で、輪郭をスケッチすることは不可能。

大シルチス、サバ人の海、子午線の湾など、火星の名所が一望できる最高の位相のはずがこれでは、今年は表面観察は無理ということに等しい。大接近まであと10日。視直径で2%ほど大きくはなるが見え方に変わりはないだろう。この後、天候によって見えても見えなくてももうどっちでもいいわ、という気持ち。