33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
ツール・ド・フランス2018閉幕
2018-07-31 Tue 00:00
1807301.png夜更かしの3週間がようやく終わった。今年は久しぶりにツール・ド・フランス全レースをチェックした(全ステージを観戦したわけではない)。スタート前は、強力なスカイのチーム力を背景にC.フルームが4連勝で5度目のマイヨジョーヌを獲得するのかと思っていたが、チームメイトのG.トーマスが11ステージで手に入れたマイヨジョーヌを守り続け初優勝した。160人でスタートし、15人がリタイア、完走した中での最下位145位のL.クラドックは初日の落車で左肩甲骨を骨折しながらシャンゼリゼまで戻ってきた。とても人間業には思えない。
[写真はシャンゼリゼでの最終ゴールの瞬間。J-Sportsより]
 →2018年ツール ハイライト

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いまだ居座り続ける
2018-07-30 Mon 00:00
1807291.png・平成30年7月の西日本豪雨の絵。
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もう一巡りしそうな台風12号
2018-07-29 Sun 00:00
1807281.png西向きからやや南西向きに押し戻される予報だが、南の暖かい海へ戻ってエネルギー補給してもう一回りしてくるなんてことは、、、さすがにないだろう。
[tenki.jpの図にもう一巡りルートを加筆]
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月の名所写真満載のサイト
2018-07-28 Sat 00:00
台風12号前面の雨で明け方の皆既月食(月没帯食)が見られなかったので月の話題。

・月世界への招待
 月が苦手のかすてんも見入ってしまった月専門サイト。オリジナルの写真で構成された、月の名所めぐり、Lunar100が圧巻。大気光学現象(虹色写真)も充実。
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涼風そよぎ観測条件最高 雲がなければ
2018-07-27 Fri 00:00
1807261.jpg夕方になると涼しくなる。子どもの頃の夏のよう。夜には風そよぎ観測条件は最高。この写真を撮った30分後、22時頃月と火星の周囲の雲が切れたので準備して見始めたが模様はほとんど見えない。雲がさらに取れてくるのを期待したが反対に皆曇になってしまった。爽やかな風が流れ汗もかかなかったので心穏やかに撤収。
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観測に打ってつけの涼しい夜
2018-07-26 Thu 00:00
1807251.jpgこんな涼しい夜ならば望遠鏡準備も苦にならないが、皆曇。
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週末は最高気温が20度台に下がりそう
2018-07-25 Wed 00:00
1日で予報がかなり変わった。週末は最高気温が20度台に下がりそうだ。お、今夜は雨も降ってきた。久しぶりだ。
1807241.png
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34度予報すら涼しく感じてしまう異常
2018-07-24 Tue 00:00
1807171.png
この予報の後に、
1807231.png
この予報を見るから、ずいぶん涼しくなるような錯覚を持つけど、雨は遠のくし、涼しいわけ無いとは思う。しかし、とりあえず今夜は外気温28度で窓開けて寝られる涼しさ。
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こういう芝居を見られる土浦はいい街だと感じる
2018-07-23 Mon 00:00
1807221.jpg今週は疲れる1週間だった。週末は土浦の百景社で芝居を見てきた。
 →百景社アトリエSELECT iaku 『人の気も知らないで』

iakuの横山拓也さんの作品らしく、リアリティのある関西弁の会話が三つ巴になってぐるぐる回り、期待どおりの面白さだったが、期待をはるかに超えて女優さんたちが綺麗だった。終演後に横山さんや女優さんたちとお芝居についていろいろと話ができるお茶会もあり、それもお値打ちだった。
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茅葺き技術継承に貢献する加速器
2018-07-22 Sun 00:00
1807211.jpg・国の文化審答申 「茅採取」選定保存技術に つくばの団体認定へ
 かなり以前だが、ヨメさんが茅刈りボランティアに参加したことがあった。高エネルギー加速器研究機構(KEK)の広大な構内に刈り場はあって、年によって場所が移動する様なことも聞いた。狭い国土を重層的に有効利用して、茅葺き技術継承に貢献する加速器と言える。
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今期の火星観望は諦め
2018-07-21 Sat 00:00
mars1807201.png2018年07月20日 21時25分。65P。x139。視直径約23.8秒。一月ぶりに火星を見た。高度は低いわ、正面に街灯はあるわ、電線の隙間から見ているわ、ダストストームは静まっていないわで、ただ大きくなった橙色のぶよぶよする円盤を見ているだけの様。1807201.jpg模様らしきものは感じられる程度で、輪郭をスケッチすることは不可能。

1807202.jpg大シルチス、サバ人の海、子午線の湾など、火星の名所が一望できる最高の位相のはずがこれでは、今年は表面観察は無理ということに等しい。大接近まであと10日。視直径で2%ほど大きくはなるが見え方に変わりはないだろう。この後、天候によって見えても見えなくてももうどっちでもいいわ、という気持ち。
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路上観測で目は感光
2018-07-20 Fri 00:00
1807191.jpg今年の火星観測場所は家の前の道路上。夜間、車はほとんど通らないので危険はないが、街灯に対面しているので目が感光してしまう。
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火星観望時間帯はほんのわずか
2018-07-19 Thu 00:00
1807181.jpg夕食後一休みしていたら火星はもう隠れる時刻。これ以上早いと低空すぎるし。
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暑い
2018-07-18 Wed 00:00
1807171.png14、15、16、17日は終わったが、まだまだ18、19、20、21、22、23、24日とこんな日が続くらしい。
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奥井潔先生1976年春の最終講
2018-07-17 Tue 00:00
1805052.png以前、予備校時代の日本史の金本正之先生について書いた中に、英文学の奥井潔先生のお名前も短く紹介したことがあった。そこにも書いた様に講義の録音テープが手元に残っていたので、1976年春の最終講義のそのまた最後の部分の録音を文字起こししてみた。52歳頃の若々しく落ち着いた肉声だ。聞き取れない部分は●にしてあるが、文字にした部分にも聞き間違いがかなりあると思われる。当時でも文系理系では状況はかなり違っていたが、さらにその後の40年間の社会状況の変化は大きく、現在ではなかなか受け入れてもらえない部分もあると思われる。ご興味あれば下のリンクからお読みいただきたい。
[写真は『週刊金曜日2012.2.24(884号)』より]
奥井潔先生1976年春の最終講の続きを読む
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ネット社会 秘密にするか、名を売るか
2018-07-16 Mon 00:00
・「ホタルイカの身投げ」を撮って後悔している話
 ネットが無かった時代であれば、適度に人が増えて、絶景体験は時間の流れの中で適度に拡散して行ったのでしょうが、もうそのような牧歌的時代は戻ってこないのでしょう。一切秘密にするか、失うことを覚悟して名を売るか。
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小字を廃止してはいけない
2018-07-15 Sun 00:00
・廃止される小字
 →小字の廃止について
 →小字の廃止一覧
1807141.jpg 地籍調査事業の円滑な推進が小字廃止の理由と書かれているが、情報量が減ればあいまいさが増えるのは数学上の話で、行政上はそうではないのだろうか、不思議すぎる。今回四国中央市の例が目に止まったが、全国でどんどん同じ様なことが進んでいるのだと思う。歴史的文化的民俗的地球史的財産であるこうした小字を現代人の狭い世界観で不要と勘違いして捨ててしまうことは子孫への罪になることに思いをいたすべきだと思う。お城の本の最後で、共同執筆者である友人(故人)の言葉を次の様に引用したことがある。《「記録の存在しない地域にとって、地名は地形と共に地域の過去を語る貴重な証人であり、古文書である。(中略)将来再び歴史を振り返るとき、地域の過去を語る1級資料として蘇るはずであり、現在の我々には地名を後世に伝えていく重い責務が課せられていることを忘れてはならない。」地名が示す本来の意味が解明できれば、戦国の人々が構築しようとした本当の城の姿に迫ることが出来る、これが石﨑勝三郎から私たちへのメッセージと宿題である。》小字はその土地が過去どの様に利用されどの様な歴史を辿ってきたのかという自然と人との関わりの記録でもある。それを丹念に調べれば災害の危険性を推測できる場合もある。使用することを禁止するものではないと書いてはあるが、それならば廃止せずに運用方法で対処すればいいことだと思う。そうでなくても以前ほど使われなくなっている時期に廃止のバイアスをかければこれまで以上の速さで消えてしまうだろう。せめて人々の記憶にあるうちに、これらすべての小字の位置と範囲を記録しておくことが、廃止よりも先に行政がやるべき緊急の作業だと思う。
[右画像は四国中央市で廃止される小字一覧表15ページ中の5ページ分]
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酔っ払いのアセトアルデヒド臭も規制されるか
2018-07-14 Sat 00:00
・受動喫煙法案、今国会で成立見通し 喫煙、専用室のみに
 酔っ払いのアセトアルデヒド呼気も規制しろなどという話になったらたいへん!
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世論が違うのかマスコミが違うのか
2018-07-13 Fri 00:00
・コーチに「責めないで」洞窟救出、親たちは手紙を託した
 引率者への責任があまり問われていないのは日本とは違ってタイでは世論が好意的だからと言わんばかりの他人事みたいな書き方で、なんだかなぁと思う。穏やかに平穏を取り戻しつつあるのはマスコミによる売らんかなのバッシングスクラムがないからではないだろうか。
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万分の一ほどの追憶を
2018-07-12 Thu 00:00
2ヶ月ほど前に、あるきっかけから久しぶりに唐十郎を読み直したくなり、本棚の奥から茶色く変色した文庫本何冊かを引っ張り出したり、手放してしまった幾冊かは古書店で再購入したりした。ここで紹介する最初の3冊も古書店で購入したものだが、発売された1960年代から80年代当時に購入したものではなく今回初めて手に入れたものだ。

1805182.jpg『腰巻お仙』 唐十郎著 現代思潮社 1800円 1968年

 この本は当時も読まなかったので今回古書店で購入した。唐十郎の初期の話題作『腰巻お仙 忘却篇』『腰巻お仙 義理人情いろはにほへと篇』の2本の戯曲と、演劇論『特権的肉体論』が含まれている。

1805222.jpg『唐十郎と紅テントその一党 劇団状況劇場1964-1975』
              白川書院 1800円 1976年

 副題の様に1964年の状況劇場旗揚げから10年間のモノクロ写真記録集。30歳前後なのでとにかくみんな若い。モノクロの世界の中で、ここはひょっとすると連合赤軍のアジトなのかとも見紛う。


1805211.jpg『写真集 唐組 状況劇場全記録』 劇団状況劇場編
              PARCO出版 3500円 1982年

これは前記の写真集の期間を1982年まで拡張し、写真以外の資料(カラーポスター付き公演記録、状況劇場機関誌「SITUATION」復刻縮刷版)も加えた、300ページを越える唐十郎と状況劇場の全記録集という構成になっている。前記の写真集と同じ写真もあれば異なる写真も多数。本書のタイトルに「唐組」とあるが、出版の6年後の1988年、劇団状況劇場を解散した後に現在の劇団唐組となるが、それとは特に関係はない様だ。

1805262.jpg『実存 1968-69状況劇場』 西村多美子著
            グラフィカ編集室 1900円 2011年

 写真家西村多美子が学生時代の1968年-69年に状況劇場の『由井正雪』『続ジョン・シルバー』『腰巻お仙 振袖火事の巻』『腰巻お仙 義理人情いろはにほへと篇』公演を撮影し、卒業制作展で発表した写真を40年後に写真集として出版したもの。上の2冊と重なる写真は無い。出版後以下のような写真展も開催されている。
  →西村多美子写真展 実存―状況劇場1968-69


先日コメント欄に書いた様に、1960年代後半に唐十郎が吉祥寺の名店会館裏でしばしば公演をしていた当時、2つ隣の駅近くで小学生をしていた自分はアングラ芝居とは縁も無く、清く正しく天文少年の道を歩んでいた。1970年代になって中学生から高校生になる頃にはアングラは文化として社会的に認知され、高校生の視界の端々からも流れ込んで来る時代になっていたが、ついにリアルタイムで体感するには至らなかった。今回、状況劇場に関する3冊の写真集を購入し、自分には共有しきれなかった歴史として当時の舞台の雰囲気を50年の彼方から眺めている。モノクロ写真から伝わってくる汗の臭いと熱気はものすごく、舞台も芝居もその場にいた者たち限りのもの、後日の共有はありえない体験と感じずにはいられない。
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寝不足の日々の始まり
2018-07-11 Wed 00:00
世間ではワールドカップは終わったのだろうか?サッカーファンの連日寝不足状態がひと段落するのと交代で、ツール・ド・フランスの3週間が始まる。サッカーの様にプレイ中片時も目が離せないほどではないが、それでも一瞬で状況が変化する場面もあるのでなんとなく画面を見続けてしまう。1807102.pngそもそも、プロレーサーの集団走行はそれだけで美しい映像だからなのだが。そういうわけで、普段スポーツには興味ないかすてんなのだが、ツール・ド・フランスは別格で、寝不足の日々が始まってしまった。

今夜の観測:雲は多いが火星が明るく見えている。早く観測しないと隣家に隠れてしまうので、ツール観戦の前に観測してしまおうと意気込んで望遠鏡の準備をした。視野に入ってスケッチ用の接眼レンズに変えた途端に雲に隠れてしまい肉眼では見つけられなくなった。しばらく望遠鏡の視野で薄ぼんやりした火星を追ったが埒が開かないので諦めた。
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6月の晴天日数
2018-07-10 Tue 00:00
____07年08年09年10年11年12年13年14年15年16年
すごい空 1夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 1夜
3等星級 4夜 5夜 1夜 3夜 2夜 4夜 1夜 2夜 3夜 1夜
1等星級11夜 5夜 4夜 7夜 7夜 7夜 3夜 0夜 6夜 6夜
____17年18年
すごい空 0夜 0夜
3等星級 7夜 4夜
1等星級 4夜 6夜

5月末から広範囲にダストストームが発生したり、梅雨明け直前から強風が数日続いたりで、火星大接近へのアプローチ月だというのに機先を殺がれた感じ。って、言い訳に過ぎないけど。
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三味線にとって厳しい季節
2018-07-09 Mon 00:00
1807021.jpg湿気が多くても乾燥していても皮が破れないかが心配なる三味線。一番のメンテナンスは皮に適度な振動を与えるため毎日弾くことだと言われる。つまり練習を怠るなと、おっしゃる通りご尤も。分かっていてもなかなか毎日は弾けず、箱を開けるときは毎回どきどきする。特に梅雨の明けたこの季節は湿気と暑さに耐えきれずエアコンを使うので、湿気と急速乾燥が繰り返され、三味線にとっては一番ストレスがかかる時期だと思う。やれやれ、今日は大丈夫だった。
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キティちゃん+サイエンスカフェで加速器や素粒子物理が身近になる
2018-07-08 Sun 00:00
・Science X Hello Kitty
 友達の中には、とても加速器には縁のなさそうな若い娘さんもいるが、キティちゃん+サイエンスカフェできっと加速器や素粒子が身近になると思う。と期待したい。

・CALET、最高4.8TeVの宇宙線電子の計測に成功
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7月7日 ツール・ド・フランス2018開幕!
2018-07-07 Sat 10:00
1807072.jpg・ツール・ド・フランス2018 大会スケジュール
 久しぶりにツールを見たくなったので、今月は有料サイトで観戦することにした。[写真はJ-Sportsより]
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高浜原発 地裁判決から高裁判決への逆転の闇
2018-07-07 Sat 00:00
・武田邦彦:高浜原発高裁判決その1
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:0
「道のりは険しい」に安心することなく監視を続けねば
2018-07-06 Fri 00:00
・東海第2 新基準「合格」 震災被災原発で初 規制委
 「ただ、残りの審査をクリアしても、〜に加え、〜も必要で、道のりは険しい。」とは書かれているが、再稼動に向けて新規制基準に適合した意義は大きいと感じる。再稼動への道のりは険しいそうなので一安心していると、知らぬ間に残りの審査を通過してしまっていた、などという事態にもなりかねない。今まで以上に監視をしなくてはと感じる。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:0
系外惑星探索のための新しい観測装置がすばる望遠鏡に装着される
2018-07-05 Thu 00:00
・第二の地球を探す、新観測装置IRDが稼働
 おや、東京農工大学が参加している。
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ヤモリくん度々出没
2018-07-04 Wed 00:00
1806303.jpg網戸のすぐ外に草が生えているので室内の光に誘われた虫が集まり餌を採りやすいのかもしれない。この網戸にはヤモリくんが度々出没する。この後、しっぽの無いのとあるのと2匹がパタパタ動き回っていた。
別窓 | 観測所の周辺 | コメント:0
梅雨のやり直しか?
2018-07-03 Tue 00:00
1807011.jpg「梅雨明け三日」ならぬ梅雨明け五日の言い回し通り、6月29日に梅雨明けしてから今日まで連日5日間猛暑続き。予報を見ると、台風7号が日本海へ突っ込んでくる影響で太平洋高気圧が南へ押し戻され、明日から当分は梅雨に戻るかような天候が続きそうだ。
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