2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
勝手に入門? 『入門・東大宇宙線研究所』
2018-03-14 Wed 00:00
1712244.jpg『入門・東大宇宙線研究所』 安倍知著 無明舎出版
                    2004年 2800円

 『新羅之記録【現代語訳】』に添付されていた無明舎出版2013年出版案内に載っていたので早速注文したところ売り切れになっていたが、幸いネット古書店で購入できた。なぜ秋田県の無明舎出版からこのような本が出ているのだろうかと疑問と興味を持ちつつ奥付をめくってみた。著者と舎主ともに安倍姓、お二人とも出身地は湯沢市。偶然の一致なのか?それはいずれ判明するだろう。
 →無明舎出版と身近な地方出版社

 「はじめに」には、乗鞍での大阪市立大学の観測に始まる日本の宇宙線研究の歴史から、現在の東大宇宙線研究所へ至る統廃合の流れが書かれている。東大宇宙線研究所の先生が書かれたのだろうと思いながら読んでいくと、その先に「高校物理もろくに学ばなかったものが〜無謀にも東大宇宙線研究所に勝手に入門します」とある。ええ?著者は研究所員ではなく、物理は趣味ということらしい。しかし、東大宇宙線研究所と同じ市内に居住するとはいえ、研究所の何人かの研究者にインタビューし、施設を案内してもらい、原稿に目を通してもらい、その他の便宜も図ってもらったとあとがきに書かれている。おそらく、応えてあげたいと感じさせる情熱が溢れていたのだろうと思う。2003年9月、44歳だった梶田隆章宇宙ニュートリノ観測情報融合センター長へのインタビューは貴重かも。若い!
 全部読み終わってから記事にしようと思っていたが、いつ読了になるかわからないので、とりあえずここまででご紹介とする。
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