先月末に予告をした様に、お付き合いのある業者のおかあさんが作ってくれたすみつかれを頂いた。彼によると、すみつかれは苦手なのだが今回のはこれまでで一番美味しいと感じるということだ。他所様へおすそ分けするので張り切って作ってくださったのかもしれない。入っているのは、おろし大根、大豆、うす揚げ、酒粕、にんじん、鮭などだろうか。鮭はアラではなく紅鮭の様だし、大根も高騰している時期なので申し訳ない気分。実は、最初に保冷箱を開けたときにはその匂いにオエッとしてしまい、食べることができるだろうかと心配になってしまった。見た目はもちろんあの通りなので、恐る恐る食べてみたが、、、これはいける。ちょっと甘めの味付けではあるが、発酵臭は無く、中間型といったところか。職場の数人にも食べてもらったが、見た目はともかく味は好評だった。
つまり、すみつかれ(=しもつかれ)というのは、切り干し大根の煮物に似ているのだが、切り干し大根の代わりにおろし大根を使うため、大根特有の強い臭いとぐちゃぐちゃの見た目の相乗効果によって独特の存在感を醸し出しているといえる。