2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
書籍販売の低迷は図書館のせいか?
2018-03-02 Fri 00:00
・大学生、読書時間ゼロが過半数 「読む」層は時間延びる
 読書をする様になったのは中学3年生頃。自分はどの様に生きるのかを子どもなりに哲学し始めた時期に重なる。十代二十代三十代と歳を経るごとに忙しくなるのは普通だろうが、近頃は子どものときから目一杯忙しくさせられて、若い内に読書の習慣を身につけられないわけだから、本を読まずに人生を終えてしまう勿体ない人はますます増えるのだろう。

・NEWSつくば:《光の図書館だより》4 借りるべきか買うべきか
1802281.jpg 本が売れないのは、大都市を別にすればリアルな本屋が無いからでしょう。本を買わないから本屋が潰れると言いたい人もいるだろうが、近隣での閉店を見ていると、店に閑古鳥が鳴いて閉店というのとは別の事情がありそうだ。本屋に入って並んだ背表紙の前を通り過ぎるだけでもタイトルや装丁を通じて運命的な出会いがあったものだが、それはごく一部の人たちだけの贅沢な楽しみになってしまったようだ。今や日本人の多くは書籍はネットで購入せざるを得ないから作られた一握りの売れ筋だけに集中する。良心的な出版業界から見ればそちらこそが大いなるありがた迷惑な問題なのではないかと思う。先の、大学生の読書週間の問題ともつながるが、社会として子どもから読書の習慣を奪っているのだから本が売れなくなるのは必然。これを図書館のせいにするのは問題のすり替えというものだ。
[写真:土浦市立図書館屋上から土浦駅ロータリーを見る]
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