2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
仙台市天文台投影作品と山口誓子
2017-03-09 Thu 06:47
1703081.jpg仙台市天文台が2012年に制作した震災特別番組「星空とともに」というオリジナル番組が3.11前後のこの時期に、仙台の他、北海道から九州の26施設でも投影されているらしい。
 →震災特別番組「星空とともに」投映情報2017

上の案内ページには「東日本大震災の夜、大停電の被災地を照らしたのは、見たこともないような満天の星でした。その輝きに被災者たちは何を見たのでしょうか?」とある。1953年(昭和28)9月25日に台風13号の高潮で被災した山口誓子は「美しい星座を見たとき、私は台風に生命を脅かされたことをうち忘れ、(中略)堪えられると思った。」と『星戀』の冒頭「序に代えて」に記している。3.11の被災者の言葉の中にもそれに通じるものがあるだろうか。あるとすれば人間が星を見上げる普遍的な意味がそこに語られているはず。「星空とともに」をぜひ見てみたいが見る機会はない。

同じ被災地茨城県というのに、なんでエキスポセンター辺りでの投影機会がないのだろう。
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