
高校時代の同級生の訃報が届いた。
3年生の時に彼の家のわりと近くへ引越したので、よく待ち合わせて近くの地区公民館へ自習をしに行った。結局、勉強はそこそこにして卓球に明け暮れることになってしまったが。年中突拍子もないことをやっていた彼だが、卒業してすぐに免許を取って最初に買ったのがタクシーの中古車だった。都内でもガスステーションは少なく、本体は破格に安かったらしいが入れに行くのが大変だと言って、みんなに呆れられていた。彼らしいエピソードだ。その他、記憶している限りの思い出話を絞り出して、通夜へ行ってくれる友に託した。