2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
棗といえば水師営
2016-09-06 Tue 00:00
1608281.jpg知人から中国のお土産でもらった乾燥棗(ナツメ)。棗と聞いて「水師営の会見に出てくる?」と聞き返したら、「さっきも同じこと言われた」と言う。ヨメさんも同じ反応だったらしい。
水師営というのは、日露戦争の停戦会談が行われた旅順にある駐屯地。乃木大将とステッセル将軍の会見場の庭に1本の棗の木があったと歌われている。水師営の棗といえば、東京武蔵野に住んでいた時に、近くの民家の年配のご主人がこの棗の木は日露戦争に従軍した叔父が持ち帰った種から育った木の子孫だという話をしていた。

 旅順開城 約成りて
 敵の将軍 ステッセル
 乃木大将と 会見の
 所はいずこ 水師営

 庭に一本(ひともと) 棗の木
 弾丸あとも いちじるく
 くずれ残れる 民家に
 今ぞ相見る 二将軍

 両将昼食(ひるげ) 共にして
 なおも尽きせぬ 物語
 「我に愛する 良馬あり
 今日の記念に 献ずべし」

1608282.jpgまた、会見の記念としてステッセル将軍が乃木大将へ贈った馬はステッセルの「ス」をとって「寿号」と名付けられ、赤坂の乃木邸で繋養されていた。
 →乃木神社と乃木邸
[写真は2012年8月31日に行った時のもの]

自分が東京にいた昔、乗馬を習った先生が近衛騎兵連隊、もう一人の先生は騎兵連隊出身だった。「水師営の会見」の歌と寿号については馬の物語としてその時に教えて貰った。
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