2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
エアロプレス レシピお試しの続き
2016-09-03 Sat 00:00
まずは8月22日のエアロプレス いいかもの復習から。

1607082.jpg基本情報をもう一度書いておく。
パラメータは以下の8つ。
(1)豆の種類、(2)豆の量、(3)粉の挽き具合、(4)湯の温度、(5)湯の量、(6)撹拌と蒸らし時間、(7)フィルター、(8)抽出速度、(9)追加する湯の量
たくさんあるが、6つのパラメータを次のように固定してしまえばいい。
(1)浅煎りエチオピアモカ(3)細挽き(4)85℃〜80℃(6)10回撹拌1分蒸らし(7)紙(8)ゆっくり押す
つまり、変動させるパラメータは以下の3つだけ。
(2)豆の量(5)湯の量(9)追加する湯の量

(1)浅煎りエチオピア モカでの結果:
13g、200cc、0cc コク、酸味、軽さのバランスがけっこういい
15g、180cc、0cc コク、酸味はまずまずだが軽やかさはない
15g、220cc、0cc 酸味が勝ち過ぎてコクが感じられず(押し方が速過ぎたかも)
17g、180cc、90cc コク、酸味、軽みいずれも不十分で魅力を感じない
20g、80cc、0cc エスプレッソ好きにはかなりいいかも
20g、80cc、80cc それを半分に割るとスッキリした感じになってこれもいい

以上が前回の内容。
続編の今回は、まずタイプの正反対の豆の結果から。

(1)深煎りケニア カリミクイでの結果:
13g、200cc、0cc 酸味、軽さもわからないほど苦すぎる。2倍に割ればすっきり
17g、180cc、90cc 苦味が抑えられてバランスは良い(酸味苦手な人向け)
20g、80cc、240cc 苦味が抑えられたのはいいがコーヒー感も抑えられた感じ
35g、80cc、320cc 3杯レシピ。あっさり過ぎ。コーヒー感なし

(1)浅煎りホンジュラスでの結果:
13g、200cc、0cc バランス悪くないが単調
20g、80cc、0cc エスプレッソ好きも呆れる酸っぱさ

(1)スーパーで売っているブレンドコーヒー(挽いた粉):
20g、100cc、0cc エスプレッソ好きが満足の味

1608201.jpgということで、
(1)浅煎りを軽やかに楽しむなら 13g、200cc、0cc
(2)エスプレッソならば     20g、80〜100cc、0cc
(3)深煎りで酸味を抑えたいなら 17g、180cc、90cc
といったレシピが良さそうだ。
そして、豆を使い切ってしまい、仕方なしにやってみたブレンドコーヒー粉が思いがけず好評だったのにはびっくり。

豆の量、湯の量を変化させるだけで様々なコーヒーを作り出せるのがエアロプレスの魅力のようだ。ただ、そういう変化を楽しんだり、自分好みのレシピを見つけるためには色々と試行錯誤してみるしかないってことは言うに及ばず。それにしても、豆があっという間になくなるのがちょっと辛い。
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