2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
文字をデザインする
2016-06-21 Tue 00:00
NHKのプロフェッショナル仕事の流儀「異端の文字、街にあふれる 書体デザイナー・藤田重信」という番組を見た。

1606211.jpg書体にデザイナーがいるといってもピンとこない人は多いかもしれない。反対にポスターやチラシに使われている文字に個性があることに気づいている人もいるだろう。最近は、MacやPCで書体を選ぶときに「ヒラギノ明朝」とか「筑紫A丸ゴシック」とかを指定しながら書体デザイナーに思いを馳せる人も、、、そんな奇特な人いないか。[写真はNHKの番組紹介ページより]
 →フォントって大切だよ♪:6月13日(月)のNHK『プロフェッショナル』は、筑紫書体で有名なフォントワークス藤田重信さん

藤田氏は私よりも一つ若いが写研入社は1975年なので8年先輩になる。開発部と文字部は建物は別だし、ペーペーが仕事で文字部と関わることもなく、スーボをデザインしたスター的存在の鈴木勉氏を除いては、藤田氏についても、後に鈴木氏と字游工房を設立してヒラギノを作ることになる鳥海修氏についても知る機会はなかった。
 →『鈴木勉の本 抜粋版』
   49歳で亡くなった鈴木勉氏を追悼する内容の本

この番組は藤田氏の孤軍奮闘を描いた内容だったが、自分にとっては30数年前を思い出すきっかけの番組になった。いまだに公式ホームページを持たない株式会社写研、石井裕子社長はこの会社をお墓まで持っていくつもりなのだろうか。
 →フォントって大切だよ♪:いわゆる公式サイト(ホームページ)のない写研。会社として忘れ去られるまえに、情報の開放を――。
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