2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
気になり始めると止まらない スーパーマーズの不思議
2016-06-02 Thu 00:00
・【必見】過去10年間で最大級の火星「スーパーマーズ」、今日から地球で観測可能に!19時以降が最大、肉眼でも可!
 どうやらスーパーマーズという言葉が誕生してまだ1週間程度のことらしく、概念も固まっていないようなので、定義は?と堅苦しいことが気になってしまった。「過去10年間で最大級の火星「スーパーマーズ」、今日から地球で観測可能に!」とか「これから1週間ほどスーパーマーズは続く」などという表現からすると、少なくともこの記事を書いた人の「スーパーマーズ」は最接近時の火星を意味していない。「最接近時の火星」を指すならば5月31日だけのはずでしょうから。また、「これから1週間ほどスーパーマーズは続く」ということから視直径18.4秒まではスーパーマーズに含まれるらしいので、それならば18.4秒に達した5月22日以降すでにずっとスーパーマーズだったことになる。また、今年の最接近時の火星をスーパーマーズと読んでしまったので2018年はウルトラスーパーマーズとでも呼ぶのだろうか。その後小接近へ向かって小さくなっていく最接近時の火星をどのように呼ぶのだろうか?2年前より小さなスーパーマーズ?小接近の火星もスーパーマーズって呼ぶのかな?いろいろと気になってしまった。天文のページではないので目くじら立てることでもないのだが、、、。

・大槻義彦:女子高生にサイン、コサインなどいらぬ,と県知事
 コメント欄にある「「習ったが,今は忘れた」ということと「今までに習ったこともない」というのは,大違いです。」大いに共感。数学や科学を通じて論理的なものの考え方を学ぶ機会があったか、そういう機会が与えられたかが大切なことで、日常生活の中でサイン、コサインの計算が必要かどうかとは次元が違う話。
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