
浦安に住むヨメさんの弟一家(父+母+高3♀+中3♀+小3♂)が遊びに来たので、4日の晩は久しぶりに自宅観望会を開催。朝の大雨が上がった後も吹き返しの強風が夕方まで続いていたが、夕食が終わる頃にはすっかり落ち着いてくれた。

最初は木星から。雲が流れてきてシーイングも悪いので低めの倍率で見てもらった。縞模様、4つのガリレオ衛星が見える。
[写真はコンデジ手持ちコリメート]
小3のちび太が盛んにカシオペアと言うので、今夜はカシオペアは見えないので代わりに北斗七星を見ることにする。7つの星を確認した後、6番目のミザールとアルコルが二つの星に見えるか聞いたら、お父さん以外は難なく分離。これなら徴兵検査甲種合格だ。雲が次第に切れて明るい星が見えてきたので、北斗七星-アークチュルス-スピカの春の大曲線を辿る(翌朝、ちび太がこれを覚えていたのに感心する)。

西の林の上にカストルとポルックスが並んで見えている。ちび太の星座らしい。10cm双眼鏡でしし座とふたご座の間にあるかに座M44(プレセペ星団)を見てもらう。「おお!」の他に「キモッ!」という感想もあり。ちび太は10cmの向きを頼りに重いSP双眼鏡を使って自力でM44を見つけていた。「四角が見える」と言っているので間違いない。なかなかやるな。その後姉ちゃんたちもそれぞれに確認していた。
[写真はコンデジ手持ちコリメート]
木星以外にめぼしい星もないと思いながら始めたのだが、好奇心あふれる家族のおかげで楽しい観望会になった。