2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
『あの日』以降、話は次のステージへ
2016-02-08 Mon 00:00
小保方さんの手記『あの日』、書籍で買おうと思っていたのだが、発売前日にKindle版の1-click決済をうっかり押してしまった。おかげで28日0時過ぎにダウンロードできたがその夜は「はじめに」だけ読みながら寝てしまった。発売直後数秒や数分で低評価レビューが多数書き込まれたらしいが、前半には小保方さんの研究者人生のスタートからの生活や実験の過程が詳しく書かれていてとても数時間で読み切れる内容ではなく、全部読むのに1週間かかってしまった。読んだ一番の印象は、小保方批判の論調に仮に一部の正当性があったとしても、人を死へ追い詰めるに見合う正義がどこにあったのだろうかということ。

発売以降で目に付いた記事をいくつか。

小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会:
・【速報】#小保方晴子 さんの告白本「あの日」各書店で売り切れ。重版決定!

和モガ:
・「STAP細胞事件」-消えた「光る胎盤」

理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問:
・小保方氏にとっての強力な武器になり得る今回の手記―認識に影響を与える材料が多数
・1 STAP問題の基本的構図を揺るがす可能性のある小保方氏による提示事実
・2 STAP問題の基本的構図を揺るがす可能性のある小保方氏による提示事実
・窃盗で訴えると言われて初めて持ち出した試料を申告した若山氏―その発信情報の正確性、裏付けが全く担保されないまま所与のものと扱われる理不尽さ

DORAのブログ:
・『あの日』について(捏造教唆疑惑)
・『あの日』について(若山氏のデタラメ)
・『あの日』について(再現実験)

よもや真話:
・断末魔の叫び ―バッシングが止まらない

中村祐輔のシカゴ便り:
・予防的乳房切除は有用なのか、おぞましいのか?
 STAP事件とは直接関係のない記事だが、「日本の科学リテラシーの低さ、医療メディアのレベルの低さを露呈」「取材に来ていながら、診断の是非について、まともな議論をせず、背後から切り捨てる。自分の考えを主張するために、取材したというアリバイ作りをしたようだ。この類の人たちが、一般の人たちに歪んだ印象を植え付け、日本の医学の進歩を妨げるのだ。」STAP事件とそっくりではないか。
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