2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
鬼怒川の洪水 人災のからみ
2015-10-30 Fri 00:00
ここのところあっちでもこっちでも山林を伐採し、表土を剥ぎ取り、大地を削平し、ソーラーパネルを並べているが、どこかおかしくないか。使われない杉林を伐採した後は太陽光パネルではなくその土地にもともと生えていた広葉樹に置き換えていくべきだったはずだ。野放しのソーラーパネル設置は景観の醜さもさることながら、国土を破壊してはいないか。エコの大義名分が怪しくなっている太陽光発電だが、原発と手を携えて利権絡みで国土破壊に邁進しているように見える。

「太陽光発電 国土を破壊してはいないか」というタイトルで上のような下書きを夏前から書きかけていたところへ9月10日の鬼怒川大洪水が起こり、ソーラーパネルとの関係を指摘する記事が見つかった。しかし、その後しばらくソーラーパネルと鬼怒川水害についての記事は途絶えた。新しい記事は「鬼怒川「若宮戸」溢水についてのその後の情報」で紹介したが、以下にリンクを張ったものは水害直後の若干古い記事になる。

1509104.jpg・【鬼怒川決壊】ソーラーパネル設置のため堤防を掘削 → 大雨で氾濫して大洪水発生

・5月定例会の議事録が公開 都市計画税/鬼怒川沿いの太陽光発電所

・鬼怒川の堤防掘削騒動、決壊前に反対派住民を脅していた事が判明!近隣市長も問題視!業者「あんまり騒ぐと、ここに住めなくなるよ」

Google災害情報マップで問題の新宮戸地区の航空写真を見てみた。

1509122.jpg写真は上流側から下流側を見ている(北→南:右上の写真を180度回転させた方向)。右上の航空写真では丘陵の立体感が分かりにくいが左写真ならば最高点のラインが推測出来よう(ピンク線で表現)。そして、その最高点がソーラーパネル設置のために削平されていただろうことも推察できる。
1509131.jpg右に、いつ頃か分からないが以前の写真とパネル設置後の写真を並べてみた。樹木が残っていたら越水の勢いをある程度は軽減できたのではないだろうか。

常総市若宮戸地区で高さ2mの削平をしなかった場合でも、鬼怒川は新石下に加えてその他の場所で決壊または越水したことだろう。しかし、少なくともは若宮戸地区周辺への被害はこれほどにならなかった可能性はある。

しかし、そもそも堤防機能のある土地であっても民有地であれば削り放題というのは本当なのだろうか。堤防が痛むという理由で花壇すら許可されないと聞いたことがあるので俄かには信じがたいのだが。
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