2015-09-06 Sun 00:00
笑う歴史--
国家は政治によって建設されず、かえって政治のために破壊されつつある。 現代日本史のことかと思ったら、明治、大正、昭和最大の風刺家かつジャーナリストで衆議院議員としてもその名を馳せた伊藤痴遊が著した『国会開設と政党秘話 上』の腰巻のキャッチフレーズだった。目次を見ただけで読みたくなってしまった。国書刊行会さん、相変わらずがんばっている。 ![]() ▼目次 序 国会論と政府の内情 民選議員の建白書 大阪会議と板垣退助 木戸孝允と板垣 板垣と立志社 板垣の理想 士族と農民の奮起 西園寺公望と東洋自由新聞 中江兆民 新聞の衰退 讒謗律の発布 明六社の人々 英仏両派の対立 国会運動と地方遊説 言論の圧迫 建白運動の進行 政党の乱立 新聞演説の力 当時の志士 国会開設の請願 板垣遭難の誤報 遭難の真相 国会開設の大詔降下 最初の政党 自由改進両党の創立 政党の勃興 星亨と後藤象二郎 板垣の遭難 政府の苦肉策 星亨と自由党 |
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
|
FC2カウンター