2015-06-29 Mon 00:00
この前、軍艦島アーカイブスの記事の中で表題のようなことを書いたのだが、それは、日本の近代とその終焉を象徴するあの特異な軍艦島に限ったことではなさそうだ。身近な身の回りのものでさえどうすればこれほどまでに変われたのかと人間の感覚の頼りなさを感じてしまう。私たちの日常は24時間という短い時間が隙間なく連なっているため、わずかずつ移ろいゆく風景にはどうしても鈍感になってしまうようだ。
この前、実家に戻った時に子供時代のアルバムを見返しながらも同じことを考えていた。初めてカメラを手にした8歳の私が旅行先でのあれやこれらを撮ったアルバムから2枚をご覧に入れよう。もはや古写真の仲間入りだと思う。 ![]() ![]() 父も母も弟も健在だが、やはりあの人たちは、あのころの日本はどこへ行ってしまったのだろうかと思わないではいられない。 |
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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