2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
今夜は上弦 土浦で観望会
2015-04-27 Mon 00:00
1504261.jpg郷土史分野で最近知り合った方からこんなお土産を頂いた。その方は今日の観望会のこともご存知だったのでこれを選んでくれたのか。としたら秀逸。今夜は上弦。


1504262.jpgこんな快晴、長く忘れていた。夕空に半月が浮かんでいる。月面Xもすでに現れているころだが5cmの双眼鏡ではさすがに見えない。さて、会場へ向けて出発。

土浦の街中にある和風カフェ「城藤茶店」を会場にする今夜の観望会は、『小惑星(9434)Bokusen誕生記念 墨僊ゆかりの土浦で星空を眺める会』という長いタイトル。小惑星(9434)Bokusen誕生をきっかけに土浦で江戸時代に活躍した沼尻墨僊の名前と業績を知ってもらおうというのが今回の観望会の一番の目的なのだ。

1504263.jpg準備中からボチボチと観望希望者が集まってきた。今夜の観望対象は扁平な金星、4個の衛星を伴った木星、上弦の月、そして余裕があれば月面X。
参加者は30人から40人くらい。前日に地域情報誌に案内が載ったのを見てきた人が多かったようだ。次回の参考になる。
30分ほど星を見ていただき一巡したところで「沼尻墨僊と小惑星」について話を聞いてもらった。お店の長押にかけたペーパースクリーンへプロジェクターから投影して、表から見てもらうという斬新な趣向だ。墨僊の名前を聞いたことのある人がいなかったことを考えれば、今回の企画はこれだけでも大成功だったと思う。おまけに天気は快晴、予定の天体は全て見てもらえ、人数も最適でいろいろなお話もでき、事故もなく、初の試みとしては成功裏に終えることができた。ともかく、星空案内をお願いしたリハビリ中のみゃおさん、遊びがてら見に来てくださいと誘っておきながら急遽手伝いに引きずり込んでしまったS.Uさん、各方面でバックアップしてくださった城藤仲間のみなさん、ありがとうございました。よい観望会だったと思います。

★みゃおさんによる記事→ブログ『ほんのり光房』「街角の星見会で空を楽しむ」
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