2015-01-31 Sat 00:00
![]() 岩波文庫緑152-1 岩波書店 900円 1997年 「自由空間において光の速度は一定でないことが、初めて証明される」というニュースを目にし、一つ一つの顔を見分けられないはずの光子の速度の違いをどうやって計るのか不思議に感じた。それへの直接の回答になるとは思わないが、朝永先生の「光子の裁判」を久しぶりに読みたくなり、それが収録されている本書を雨夜の読書のお供にして布団に入ることにした。 |
2015-01-30 Fri 00:00
小保方氏では時系列が合わないES細胞を誰が盗んですり替えたのかの追求も必要だが、全体を俯瞰して見て、理研や指導教官若山氏への追求がなぜこれほどまでに常識外れて避けられているのか、先刻ご承知のマスゴミの闇に加えて、分子生物学業界の闇、科学脳を失った科学ジャーナリスト業界の闇は深そうだ。
・WILL3月号「『小保方殺し』9つの疑問」 記事の紹介 ・武田邦彦:STAP事件の真犯人―1 「発見」を「盗んだ」人 ・武田邦彦:STAP事件の真犯人―2 お金を狙った人 ・STAP細胞の特許出願の補正が、その後も引き続きなされていることについて ・「ES細胞盗み出した」?理研OBが小保方氏を刑事告発 これは真実の究明を混乱させる目くらましのためのフェイク、小保方氏の名誉を徹底的に破壊するための情報操作、海外での研究をさせないための時間稼ぎ、その辺りなのだろう。 ・DORA:新しい作戦か? ・CDBに保存されたサンプルの解析結果で残された疑問 ・小保方氏には「ntES BOX Li」細胞を窃盗する理由はない 記事は長く専門的だが、ゆっくり読めば分かる部分もある。 ・中村祐輔:悪意のすり替え 「大きな記事を書くために、結論ありきで、歪んだ目を向ける。これでは報道ではなく、扇動である。批判的な目を持つことは必要だが、その目が、公正で中立でなければ、多くの人を傷つける。ペンの暴力を自覚できない者には、取材して報道する権利などない。」これは朝日新聞に対してだけでなく、STAP事件を扇動したマスコミにも向けられているんだろうな。 ・毎日新聞:STAP問題1年:真相解明遠ざけた理研 険しい信頼回復 おお、毎日新聞のこの記者がこう書くか。『捏造の科学者』は売れに売れているようだ。笹井氏、小保方氏の骨の髄までしゃぶり尽くしている姿が見えて来て気持ちが悪くなる。 ・正義の暴走/STAP騒動 「正義の暴走」、時代を解くキーワードとして心に刻むべき言葉だと思う。正義は常に暴走することを肝に銘じ、自分の正義は暴走していないか、狂気を纏っていないかを常に問いかけ続ける必要がある。正義を振りかざして他者を死に追いやる狂気について大林宣彦氏も言っていたではないか「必要なのは、正義より正気です。正義って勝ち戦でしか守られないから。正義をかたくなに信じ過ぎると、対立する相手を悪と規定しなければ収まらなくなります」と(→「夏のきわみに思う」)。正義のためならば捏造も殺人も正当化される、、、それは狂気。 |
2015-01-29 Thu 05:00
・自由空間において光の速度は一定でないことが、初めて証明される
「自転車レースの集団と同様、全体としては光速で移動しているが、「選手」にあたる個々の光子の速度はそれぞれ異なるわけだ。」ってことは、一個一個の光子を取り出して、お前は光速以下光子、お前は超高速光子って名札をつけられるってことか?そうであるならば減速した光子が見つかったことよりも、その相棒である超高速光子の存在の方が遥かに興味深いのではないだろうか。朝永先生の「光子の裁判」を久しぶりに読みたくなった。 いずれにしろ新発見なので、どこかの分子生物学業界だとバッシングを受けてボコボコにされそうだが、物理学業界は大丈夫だろう。 |
2015-01-27 Tue 05:00
前夜は東京に出ていて帰宅が遅かったため、明け方のM48の真ん中通過を撮影したくもあり、起きたくもなしと言うのが本音だった。予報通り雨でほっとしたのは言うまでもない。他地域では撮影できた方もいるだろうか。
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2015-01-26 Mon 11:13
明日27日未明に、小惑星(357439)2004 BL86が地球に最接近する。特に関東では、3時10分から30分にかけて、散開星団M48の密集地帯を通過していく様子が見らのだが、全国的に曇りや雨予報のためどうやら使う機会はなさそうだが、一応M48を通過する小惑星の予想位置の図を作ってみた。
![]() みゃおさんのほんのり光房の関連記事が詳しいのでリンクを再掲しておく。 →小惑星がまもなく地球に接近 |
2015-01-25 Sun 00:00
昨年11月に購入したアストロカメラASI120MC-Sについて、Macでも使えるかどうかのレビューを「アストロカメラASI120MC-SをMacで使う」と題したシリーズで書いている。
今回は、2回目に書いたキャプチャソフトoaCaptureがOSX Yosemiteではフリーズして使えない件についての続報だ。 ![]() あの直後、OS X版のみv0.1.1へバージョンアップされバグフィックスが行われたようだ。さっそく、Yosemiteを載せてあるiMacとMac Book Airで確認したところ、フリーズせずAVI形式でのキャプチャもできるようになっていた。これで、MavericksにしがみつかなくてもoaCaptureを使えることがわかり一安心だ。 →oaCapture これまでの経過: →アストロカメラASI120MC-SをMacで使う →アストロカメラASI120MC-SをMacで使う 画像取り込み →アストロカメラASI120MC-SをMacで使う AVI出力 →アストロカメラASI120MC-SをMacで使う Lynkeosでスタック処理 |
2015-01-24 Sat 00:00
数ヶ月先だが、暖かくなったら土浦で星空観望会をやってみようか。
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2015-01-23 Fri 00:00
![]() Wikiにも載っていないと書いたが、ネット上にある『ANO・ANO』情報としては、連載時の編集担当だった『月刊宝島』編集部の村松恒平氏のページくらいしか見つからない。「女子大生の本音」ということで一時は社会現象にまでなり映画化もされた『ANO・ANO』だが、今では覚えている人も少ないだろう。そうそう、『ANO・ANO』著者・宮村裕子は宮村優子の本名で、高校の2年下の学年ということを知ったのは卒業した後のことだ。 →映画『ANO・ANO 女子大生の基礎知識』 『ANO・ANO』は女子学生の本音、特に性に関することを開けっぴろげに語ったという点で画期となった一冊だった。1980年発行だが『月刊宝島』に連載されたのはそれよりも1年ほど早い時期だろう。今ではなんでもないような内容を「開けっぴろげに」とは言いながらも相当「肩肘張って、むきになって」語っていたことが伺えて面白い。 『ANO・ANO』は性に関わる本音話の他にコラムもある。例えば、「放課後の帰り道がよく一緒になった。詩や小説やレコードの話かなんかをしながら、キャベツ畑に囲まれた田舎道のような駅への道を二人で歩いた。帰り道の思い出で印象的だったのは、駅のホームでの話。高校のある井の頭線の駅のホームはひとつしかなくて、私は吉祥寺方向への、その人は渋谷方向への電車を待っていた。」のところを読んで、井の頭線浜田山駅と通学路を懐かしむのは自分に近い世代の同窓生と確信した。 それから、『ANO・ANO II』の中では、初めて古典を習った斎藤先生の思い出を語るコラム『S先生の伊勢物語』は感動的だ。先生の風貌や「梓弓ま弓槻弓年を経て」の段を講義する風景などが眼に浮かぶ。また、同窓会で再会した初恋の彼も斎藤先生が好きだったと知って「私は、この人を好きだったということを、S先生が好きだったことと同じくらい誰かに誇りたい気がした」という下りは共感できる。私がその斎藤先生に習ったのは現国だったが、特に映画公開1年前の『デルス・ウザーラ』を題材に、文明とはについて熱く語ってくれた講義は実に迫力があったなぁ。 |
2015-01-22 Thu 00:00
職場に来る業者の若者が「26日に小惑星が超接近するの知ってますか?」と飛び込んできた。
ネットで調べると、小惑星(357439)2004 BL86のことらしい。直径が500mの小惑星が地球と月の距離の3倍ほどの距離を通過するらしく、日本からだと27日明け方に9.6等辺りまで明るくなりそうだ。 ![]() 26日 19時 10.35等 24時 9.90等 27日 4時 9.61等 その後しばらくは次第に暗くなっていくのを毎夜観測できる。 26日の夜は仕事で東京へ行く用事があって、帰宅はかなり遅くなりそうだ。 [追記]みゃおさんがとても詳しい解説を書いてくれた。観測準備にも役に立ちそうだ。 →ほんのり光房:小惑星がまもなく地球に接近 |
2015-01-21 Wed 00:00
今夜の観測:近日点通過を十日先に控えてますます元気旺盛なラブジョイ彗星だが、meinekoさんがフィンレイ彗星(15P/Finlay)再バーストの話題を書いてくれていたので、薄明終了前の早い時刻だが早速撮ってみた。
![]() ![]() ![]() その他は、変光星RX Lep5.8等。 |
2015-01-19 Mon 00:00
![]() ようやく週末になったので、風の弱まった今夜こそと思ったら曇ってしまった。 →星天の会掲示板「20度を超えるラブジョイのイオンテール?」 |
2015-01-18 Sun 00:00
今夜の観測:風が強いので観測小屋は開けない。双眼鏡でラブジョイ彗星を眺める。すばるの南側にすぐに見つかる。変光星はRX Lep5.6等。
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2015-01-17 Sat 00:00
近いうちに発売になるiPhoneやiPadのホームボタンがジョイスティックになるかもしれない。Appleが出願した特許情報からの推測のようだ。(→MacRumors)
![]() |
2015-01-16 Fri 00:12
9月末に注文してあったMOOGの新しいテルミンTheremini、12月に入って「年が明けて1月20日頃出荷予定」とのメールが来ていたのだが、急に早まって年内に到着した。
![]() 実際の演奏を見てみたいが、ネットに演奏動画が出るのはもうしばらくしてからだろう。 |
2015-01-15 Thu 00:19
2014年に星見ができた日数の集計結果は以下の通り。
@:6等星まで見えそうな素晴らしい星空の日数 o:3~4等星くらいまでは見えるまずまずの星空の日数 ・:雲と霞に覆われて辛うじて1等星が見える星空の日数 比較:前年の同じ月との比較 霞ヶ浦南岸地域の天体観望可能月別日数 2014年01月01日~2014年12月31日 月 I 1 2 3 4 5 6 7 8 9101112I ーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーー @ I 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0I 0 o I16101211 8 2 5 4 4 8 713I100 ・ I 2 3 4 6 7 0 8 5 7 2 4 7I 55 ーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーー o以上I16101211 8 2 5 4 4 8 713I100 比較Iー8ー6+1+1+3+1+1ー5ー1+1−14ー4Iー30 ーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーー ・以上I1813161715 213 911101120I155 比較Iー7ー5+2+7+3ー2+2ー9ー6ー1−12+0Iー28 [参考] →2007年の星見日数 →2008年の星見日数 →2009年の星見日数 →2010年の星見日数 →2011年の星見日数 →2012年の星見日数 →2013年の星見日数 |
2015-01-14 Wed 00:00
ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)は1月8日頃に尾が活発に変化したり、その後も核に活動が見られるといった情報もあった様だ。今後、1月30日の近日点通過へ向けてさらに活動は活発になるのだろうか。
![]() ![]() 地球軌道よりも外を通るため急激に太陽へ近づくことはないので劇的な活動は無さそうだが、長い時間太陽に炙られることによる変化には期待したいところだ。 今夜の観測:GLOBE AT NIGHTへの報告は、雲量=1、Map=3だが、ラブジョイ彗星は双眼鏡で簡単に見つけられた。その他、RX Lep5.8等、U Mon5.8等。 |
2015-01-13 Tue 00:00
・客に店内を走らせないようにするトリックアート
場の歪みがあるみたいで、確かに走りにくいかも。バーチャルなのに拘束感が生じるのが面白い。 ![]() すごい!。 ・高尾山トリックアート美術館館 子供の頃から右絵の様なエッシャーのだまし絵は大好きだったが、上にあるトリックアートは遠近感を利用しているところがエッシャーの手法と異なる点の様だ。 |
2015-01-12 Mon 00:00
今年は梅雨の最中も、梅雨明け後も、真夏にも星空はほとんど現れなかった。ようやく秋空になってきたようで、観測小屋からの帰りがけ、自宅と隣家のわずかの隙間から見上げた空にはもう冬の星々がぎっしりだ。(09月29日) 8月10日発表の小惑星公報(MPC)で命名された星友達に因む小惑星(9422)Kuboniwa。光度16.69等では目には見えないが光子は確かに届いている。(11月13日) 来年はぜひ大彗星でも旨い酒を飲んでみたいものだ。。(12月18日) |
2015-01-11 Sun 00:00
![]() ![]() 「今夜はヒアデス星団の近くにいる」程度の目安でも、双眼鏡を適当に振り回せばたちどころに青い光芒が視野へ飛び込んでくる。 目安星無くても迷わぬラブジョイ探し ![]() |
2015-01-10 Sat 00:00
今年のGLOBE at Night と 星空公団の夜空の明るさ調査の予定。
さっそく、両方同時に1月11日(日)から開始。 ★まずGLOBE at Nightが1月11日から。 詳しい参加方法は以下のホームページをご覧ください。 →GLOBE at Night(日本語ページ) 2015年キャンペーンの観察期間: 1月11日(日)~20日(火)(対象:オリオン座) 2月9日(月)~18日(水)(対象:オリオン座) 3月11日(水)~20日(金)(対象:オリオン座) 4月9日(木)~18日(土)(対象:しし座) 5月9日(土)~18日(月)(対象:しし座) 6月8日(月)~17日(水)(対象:うしかい座) 7月7日(火)~16日(木)(対象:うしかい座) 8月5日(水)~14日(金)(対象:はくちょう座) 9月3日(木)~12日(土)(対象:はくちょう座) 10月3日(土)~12日(月)(対象:ペガスス座) 11月2日(月)~11日(水)(対象:ペルセウス座) 12月2日(水)~11日(金)(対象:ペルセウス座) ★星空公団が行う平成26年度夜空の明るさ観察の冬期調査も1月11日から始まる。 →【プレスリリース】平成26年度夜空の明るさ観察実施について 期間:平成27年1月11日(日)〜1月24日(土) |
2015-01-09 Fri 00:00
・Hayabusa2をハワイのパンスターズ・サーベイ望遠鏡が観測.近地球小惑星と誤認されて報告,新しい小惑星「2014 XX39」として誤登録された.
絶対等級26.55。この暗さの天体まで捕捉されては、アマチュアが彗星や小惑星を発見するのは至難の技だな。 ・週刊 マイ3Dプリンター 55週間かけて、108891円(税込)かけて3Dプリンターを組み立てる雑誌らしいが、1年以上先にはもっと性能の良いのがもっと安く手に入るだろうな。すでに安い製品は売られているのだから、欲しい人はすぐに買ったらいいと思うのだが。 |
2015-01-07 Wed 00:00
調査委員会の報告書に関し、小保方さんが期限までに不服申し立てしなかったことから、4件の不正が確定し、理研は懲戒手続きを再開したということだ。
・ここから面白くなりそうだ。 DORAさんの解読はけっこう核心に迫るものだと感じる。法廷闘争になると小保方さんはもうしばらくしんどい思いをすることになるが、巨額な返済を求められた場合には裁判を躊躇しないだろう。その時は、調査報告書やこれまでの周辺各人の発言の整合性などが再検討され、少なくとも今よりは真実には近づけるのではないか。 ・STAP細胞事件_結局、でっちあげだった内部告発 ・これ以上無い程の圧倒的力関係の差と、一番下の研究員が筆頭著者という不自然さに触れないのか不可思議で、 ・キメラが核移植ES細胞由来かどうかはミトコンドリアDNAを調べないと解らない。しかし ・キメラの死体を若山博士はどこへ保管したんだろう。 ・STAP細胞の何が凄いって、胎盤キメラさん。なのに作った若山博士もそれを保管してなかったって、どういうことなのだろう? ・胎盤キメラ死体だせやと言わない謎。若山博士に聴いたらいいのに。 ・彼女が入手する手段が無い。 ・小保方さんが来る前〜持ち出されたES細胞を、わざわざ学生がCDBを再び訪れて小保方さんに渡すって、あり得るのかしら。 ・ES細胞が混ぜられたという巨大不正は不問のままでみなさん納得なんだ。 ・どうして若山博士側の内部リークだけは、さも真実のように報道したのか。マスコミは何を守ろうとしているんだろう? まったくだ。そこが明らかにならないので気持ち悪さがいつまでも残る。そして、そこを知ろうとせずに小保方犯人説も何もないだろうと思う。 小保方さん犯行説はほぼ無くなったと思うが、真犯人がはっきりするかは別問題か。 |
2015-01-06 Tue 00:00
北海道の晏次郎さんのSky Shed PODは暮れも押し詰まった12月30日にとうとう設置完了した模様だ。ブログを拝見すると猛吹雪の止み間を縫ってといった感じの作業に見える。その作業の様子の写真を何枚かお借りした。据え付けられたTOA-130Sがかっこいい。詳しい過程は晏次郎さんのサイトを見ていただくとして、雪国での苦労というのは想像の外にあると改めて感じることになった。PODによって晏次郎さんの重星観望の機会が増えるといいのだが。
![]() →晏次郎のぐうたら日記 |
2015-01-04 Sun 00:01
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