2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
茨城新聞『宇宙(そら)のささやき』完結
2013-12-23 Mon 00:00
1312222.jpg今年の1月12日から茨城新聞の毎週土曜日の暮らし欄に連載されて来た久保庭敦男さんの星空コラム『宇宙(そら)のささやき』が12月21日で完結した。いやいや長丁場お疲れさま。全50回のうち夏に2回だけ美スタースタッフのお二人が執筆されたことはあったがそれ以外は彼一人で書き続けた。以前「僕は星空写真はあまり撮らないのでほとんどストックないです」と言われていたから、記事に添えられる美しい写真の多くは改めて霞ヶ浦湖畔などへ来て撮り直したものだったと思う。彗星など今年限定の話題もあったが、ほとんどは毎年必ず巡ってくる空の話題。スクラップ(最近ならばPDF化)しておけばいつ読み返しても楽しめる。

執筆を終えてしばらく休養に入っている久保庭さんだが、最終回の結びから一部抜粋してそのメッセージをみなさんへお伝えしておきたいと思う。

「100年先の現象さえも正確に予測する科学。わざわざ空を見なくてもいいのでは...?いいえ、予測可能なのはわずかな事象だけ。本当の空を見るまで誰にも分からないからこそ面白いのです。〜未来が続く限り感動が途絶えることはありません。いつでも地球と宇宙の真実に出会える、空という窓があるのですから。〜それぞれの年がどう異なるかは、見続けるものだけが知る証し。焦らずゆったりと空を仰ぎましょう。ほら、空に響く、かすかな宇宙のささやきが聞こえて来るでしょう。」
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