2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
18日ぶりに観測小屋の屋根を開けた
2013-11-30 Sat 08:28
1311301.jpgC/2013 R1(Lovejoy) 現在4等台前半か。アイソン彗星が観測小屋から最後に見える可能性のあった11月12日以来18日ぶりにルーフを開けた。ラブジョイ彗星はますます大きく輝いている。ノートリミングでも尾がはみ出してしまうので次回はカメラ向きを変えよう。

以下の3彗星は近くにいたのでついでに撮ってみたが、この光度では存在が分かる程度。
1311302.jpg124P/Mrkos TSX(TheSkyX)で16.89等。

1311303.jpgC/2011 J2(LINEAR) TSXで13.81等。

1311304.jpgP/2008 J2(Beshore) TSXで15.92等。
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SOHO画像に見る近年の大彗星とアイソン彗星
2013-11-30 Sat 00:00
1311293.jpgアイソン彗星は辛くも近日点通過を生き延びたようだが、見るからに満身創痍。週明けにどの程度の姿を見せてくれるものか今更過大な期待を抱くこともないが、このV字型に大きく拡がった尾がどのように見えるのかにだけは興味が繋がった。


astro_calendarさんが2007年1月に近日点通過したマックノート彗星(C/2006 P1)と今回のアイソン彗星(C/2012 S1)とのSOHO画像を比べる記事を書いていた(→懐かしのマックノート彗星)。うわっ、化け物のようなマックノート彗星、それに比べるてアイソン彗星のなんとしょぼいこと。

ではラブジョイ彗星(C/2011 W3)と比べるとどうなるか。
マックノート彗星の写真は近日点通過2日後、ラブジョイ彗星とアイソン彗星は直前。
1311292.jpg
          近日点距離
 マックノート彗星  0.17AU
 ラブジョイ彗星   0.006AU
 アイソン彗星    0.01AU
これを見る限りではどうやらラブジョイ彗星にも及びそうには無い。これを見てしまうと過去の大先輩と比較するのがかわいそうになって来た。
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【速報】アイソン彗星 近日点通過を生き延びはしたが
2013-11-29 Fri 07:30
1311291.jpgアイソン彗星(C/2012 S1)は日本時間の3時34分(世界時28日18時34分)ころ近日点を通過した。

近日点通過から3時間後の日本時間06時24分のSOHO LASCO C2の写真には生き残ったアイソン彗星が写っている。心配された完全消滅は免れたようだ。しかし、かなり消耗したように見えるので、今後大彗星へ変身できる程の体力はもはや残っていないのではないだろうか。
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4Dv14への移行のためにまずはv13へ3年ぶりのアップグレード
2013-11-28 Thu 00:00
1311186.jpg仕事で使っているアプリケーション開発ソフト4Dを3年ぶりにアップグレードすることにした。現在使っているのはv12だが、OS X 10.9 Mavericks以降への対応はされないのでこの機会にMavericks対応として年内にリリース予定のv14へ乗り換えたいと思っている。v12からいきなりv14への移行も可能らしいが、間にv13を挟んでおいた方が安心は安心だ。そう考えていた矢先、v13へのアップグレード+1年maintenanceが通常の3割引でかつv14がリリースされたときに無償でそのライセンスを入手できるという渡りに船的キャンペーンの知らせが届いた。4D社側もv14へスムースに乗り換えてもらえれば御の字だからだろう。

v12へ移行したのは今から丁度3年前で、1年間はトラブルと言うよりも機能追加の手直しをしたが、ここ2年間は完全にメンテナンスフリーで使って来た(すごい!)。この自作データ管理ソフトのおかげで請求書発行をするヨメさんの手間はボタンを数回押すだけ。我ながらたいしたもんだと自画自賛している。

今回のv13への移行では、廃止されたコマンドを使っていた所でエラーが出たのでその部分を回避する応急措置で問題なくアップグレードに対応できた。このまま使い続けて何の不便も無いのだが、久しぶりにデザインの大幅変更をしてみたいという悪魔の誘惑に駆られ始めている。
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【速報】SOHO LASCO C3の視野にアイソン彗星が入って来た
2013-11-27 Wed 11:38
1311271.jpg予報通りSOHO LASCO C3の視野にアイソン彗星が入って来た。ここから近日点通過直後までは実視観測不可能なのでこれらの画像で観察するのが一番。写真左下の星はさそり座α星(アンタレス 1.1等)。

 →The Very Latest SOHO Images
 →SOHO LASCO C3 視野内のアイソン彗星位置予想

SOHO画像の時刻は世界時なので+9時間すると位置予想の日本時間(JST)になる。
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選び抜いて来たのは結局この道
2013-11-27 Wed 07:59
・「暗黒夜考」ここに終焉 ~長らくのご愛読に深謝~
 意見・主張すらも出せなくなる時代が目前。

・特定秘密保護法案が可決しても焦る必要はなし!法案が効力を持つのは来年以降!当ブログは成立後も更新予定!
 諦めるのはまだまだ早いのか。

それでも時間の問題にしか思えない。「大げさなことを言って」とまだまだ希望があるかの様に構えている内に、この数十年をこの方向へ進ませて来てしまった。40年前、30年前、20年前にできなかったことをいまできるはずもない。選択肢があったのに選び抜いて来たのは結局この破滅への一本道。
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水星と土星の接近はよく見えたが、、、
2013-11-26 Tue 07:35
1311261.jpg水星と土星の接近はよく見えたが、アイソン彗星が上がってくるはずの地平線の上には暑い雲の帯が滞留していた。
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見上げる空の上から地上を眺める視線
2013-11-26 Tue 00:00
塩屋天体観測所の福田さんが紹介されていた鳥瞰図作品展「鳥瞰図絵師! KOBEに集う!! ~鳥の眼に魅せられて~」を見て来た。
 →鳥瞰図作品展「鳥瞰図絵師! KOBEに集う!! ~鳥の眼に魅せられて~」
 →鳥瞰図絵師! KOBEに集う!!

作品展の詳細についてはふくださんの上記の案内記事をお読みいただくとして、私のお目当ては盛岡在住の鳥瞰図絵師中田匠さん。私のお城歩きの友人たちが描いたお城鳥瞰図について2006年11月にコメントをいただいたのをきっかけに中田さんとそのブログ『鳥瞰図作成過程』を知り、盛岡の街の屋根の下の住人の息づかいまで聞こえてくる鳥瞰図に心を奪われてしまったというのが最初の出会い。

1311244.jpgちょうどヨメさんが大阪の実家に行く用事があったので、思い切って茨城-神戸の飛行機を取って、この鳥瞰図作品展を見て来た。ロットリングでA4数枚の城館縄張図を描くだけでもひーこらだった自分には、中田さんを含め鳥瞰図作家のみなさんの作品の微細・緻密さに驚かされた。作家のみなさんそれぞれに描き方のタッチや手法が違っていて4人4様なのだが、他の作品を見せて貰った上で、やはり私は中田さんの暖かみ溢れる鳥瞰図が一番好きだと改めて確認できた今回の作品展だった。そして、約束こそしていなかったがもしかするとふくださんと会場で会えるかもと期待していたが、どうやら絶妙にすれ違ったようだ。

そうそう、会期は本日まで!

1311251.jpg25日の早朝、箕面の空はどんよりとまもなく雨が降り出しそうな皆曇。義理の甥の友達のお父さんが星を見る人だそうで、すでに拙ブログをご存知だそうだ。もしも、これをお読みでしたら、今後ともよろしく。
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天気が悪いならSOHOとSTEREOで楽しもう
2013-11-25 Mon 00:00
1311224.jpg11月に入ってからの晴天率の高さは2007年を凌ぐ勢いだ。しかし、この安定した冬型もそろそろ終わりらしく、明後日以降の天気はどうも思わしくないようだ。ここまで晴天をありがとうと感謝すべきか、クライマックスを台無しにしやがってと呪うべきか。まぁ、我が国土の悪天には敵わないと諦めて、SOHOとSTEREOの最新画像を眺めながら現代科学の恩恵を享受しようではないか。

1311225.jpg →The Very Latest SOHO Images
 →Latest SECCHI beacon images

因に、STEREOの視野にはすでにアイソン彗星が写り始めている。

さらに、泳ぐエンケ彗星を追いかけるアイソン彗星? こんな面白いものもある。
 →Comet ISON from STEREO
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アイソン彗星だけが雲の中
2013-11-24 Sun 08:50
1311241.jpgC/2013 R1(Lovejoy) 安定した冬型は終了した様で、今朝は始めのうち北極星、北斗七星の位置も分からないほどの雲だった。その内、天頂の雲が晴れてラブジョイ彗星は撮影できた。

1311242.jpg東の空はこんな。柿本人麻呂よろしく「靡けその雲!」と叫んだが、この厚い帯状の雲はどうにも動かなかった。

1311243.jpg水星、土星、てんびん座αは写ったが、肝心のアイソン彗星は雲の中だったようだ。時間切れかとここで撮影を終えてしまったが、もう少しで雲の中から出て来たのかもしれない。
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何をすると罰せられるのか分からない法律?
2013-11-24 Sun 00:00
・大槻義彦:何が『特定秘密』なのか?

・【秘密保護法案】 『ブロガー処罰 政府否定せず』 ~ネット言論の弾圧が現実に~

・作業経験者の「使用済み燃料の搬出」説明がすごい!企業名などディテールがすごく、どの専門家より具体的だ!

・【福島第1原発】いよいよ開始される4号機核燃料棒取り出し作業 ~固唾を呑む世界各国、能天気な日本~
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アイソン彗星 水星と背比べ
2013-11-23 Sat 07:52
1311232.jpgC/2012 S1(ISON) 4時56分、高度0.9度で水星が見えた。今朝のアイソン彗星は水星とほぼ同じ時刻に水平線上に昇るので水星を先に見つけてその右側へ双眼鏡を移せばすぐに見つかるはず、だった。が、アイソン彗星の所には若干高い樹木があってなかなか見えて来ない。それでも5時過ぎから写真に写り始めたが、その頃には薄明が進んで画面は朝焼け色。そんな中なので光は弱々しいが、逆に考えればこの明るさの中でよく見えていると言うべきだろう。

1311231.jpgC/2013 R1(Lovejoy) 現時点でアイソン彗星よりも暗いとは思えない輝き。反対にアイソン彗星がこの高度を通っていたならどんな姿に見えただろう。


彗星の明るさの読み解き方のまとめ記事が星が好きな人のための新着情報で紹介されていた。その記事へのコメントも興味深い。確かに、あまり本当のことを広報してしまうと盛り上がらないし、雑誌や機材が売れないのかもしれない。
 →@C6H5NH2 さんの「アイソン彗星・明るさの読み解き方」

今朝は水星と並んだアイソン彗星、明日はてんびん座α、土星と並び、光度目測の絶好の機会になる。
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コンデジでアイソン彗星
2013-11-22 Fri 07:52
1311222.jpgC/2012 S1(ISON) 25x100双眼鏡ならば高度1.7度でもすぐに見つかる。場所が分かれば7x50でも見えている。日ごとに明るくなっている様な気がする。淡くて分かりずらいが画面からはみ出すほど尾が伸びている。光度は吉田誠一さんの曲線の緑と赤の予想曲線の中間辺りを行ってるのではないだろうか。

1311221.jpgC/2013 R1(Lovejoy) 月がどんどん近づいているが物ともせず。

コンデジでアイソン彗星へ挑戦。
1311223.jpg昨日の準備を参考に、Canon PowerShot S100の望遠端(35mm換算120mm)、F5.9、ISO6400、露出1秒で撮ってみた。薄明が進んでしまっていたので尾は写らなかった。ノイズが酷いのでISOはもっと低くてよさそうだ。あ、もちろん三脚に載せて2秒セルフタイマーで。
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5秒でも写るアイソン彗星
2013-11-21 Thu 07:52
1311211.jpgC/2012 S1(ISON) 透明度良好で高度3度程度の頃から25x100双眼鏡でも楽に見えた。

1311212.jpgC/2013 R1(Lovejoy) こちらは相変わらず淡々と。

ところで、アイソン彗星は薄明の進む東南東の低空での撮影のため、時間をかけてもカブリが酷くなるだけ。ならば何秒で写るかと短時間撮影を試してみた。

1311213.jpgこの写真は高度5.7度のときにISO1600露出5秒で撮ったもの(f=180mm、F2.8)。コマが写るだけでなく尾も立派に写っている。1枚目の写真はノイズを押さえるためにISO400x15秒で撮ったが、それと比べてもさして見劣りしない。さらに言えば、若干尾が写り難くなったが、ISO1600x1秒でも写った。カメラさえあれば誰でも簡単に写せるということ。やはりアイソン彗星は大彗星かもしれない。
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『天文年鑑』2014年版
2013-11-21 Thu 00:00
1311205.jpgラブジョイ彗星(C/2011 W3)を表紙にした2013年版からバトンを受け継ぐ2014年版の表紙はパンスターズ彗星(C/2011 L4)。

このラブジョイ彗星は太陽をかすめて生き残り「2011年クリスマスの大彗星」とも呼ばれたが、吉田誠一さんのサイトで光度変化をパンスターズ彗星のそれと比較すると、それほど変わらないというか、パンスターズ彗星の方がかなり長期に渡って明るさを保ったぐらいだ。ラブジョイ彗星が日本に現れていたらしょぼくって、パンスターズ彗星がオーストラリアに現れていたら世紀の大彗星だったんだろうなと考えてしまう。

それはともかく、2014年、かすてんのトピックは取りあえず視直径15″になる4月14日の火星最接近だ。
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玄関前の街路灯の脇での2彗星
2013-11-20 Wed 07:52
こんな月明かりが凄まじくては街灯の下でも同じだろう。ということで、今朝は自宅の玄関前で。

1311203.jpgスピカから離れるアイソン彗星 尾は長くなりスピカ辺りまで伸びているはずなのだが。

1311204.jpgC/2013 R1(Lovejoy) 悠然と月明かりの海をの往くラブジョイ彗星。

1311201.jpgしし座からこじし座を通りおおぐま座へ向うラブジョイ彗星 月明かりにも負けずに写っている。

1311202.jpg春の大三角と西方最大離角直後の水星 残念ながらアイソン彗星は写らず写真への仲間入りはできない。
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アイソン彗星 暗くなったのか明るくなったのか?
2013-11-19 Tue 08:02
霞ヶ浦湖畔。満月の月明かり凄まじく、手元ライト無くても作業可能。こんなんだったら、玄関先で街路灯に照らされながらの撮影でも変わりなかったかもしれない。25x100双眼鏡とTOAST+NikonD40+180mm望遠を準備。

1311193.jpgC/2013 R1(Lovejoy) アイソン彗星が現れるまでラブジョイ彗星を撮影して待つ。途中から随分ガイドが流れ始めた。後で分かったが、TOASTの電池がへたって来ていたのだった。

1311191.jpgC/2012 S1(ISON) 月明かりに負けている為か暗く感じた。

1311192.jpgC/2012 S1(ISON) 眼視では6.9等くらいにしか見えなかったが、写真では5等くらいに感じられる。尾が羽子板の羽根のような感じに拡がって来てやしないだろうか。
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稲波干拓地のオオヒシクイ 今季初見
2013-11-19 Tue 00:00
江戸崎の稲波干拓地に越冬に来るオオヒシクイ、今年は10月18日に平年よりもかなり早い第一陣の初飛来があったと江戸崎雁の郷友の会ホームページに出ていた。その後も飛来数は増え、昨日は54羽になっていたので見に行くことにした。

1311183.jpg風も穏やか、気温も暖かなので久しぶりのサイクリング。江戸崎の街中を抜けてかぼちゃ公園から稲波へ向う。

1311184.jpg写真では分からないが農道とその両側の田圃のひと所に固まって二番穂を啄んでいる。

1311185.jpg監視小屋の記録は今日現在83羽になっていたから、今朝また29羽も増えたようだ。

1311182.jpg近くの電線に止まっているのは珍しいコチョウゲンボウらしい。
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今朝も皆曇 次第に月も大きくなって来た
2013-11-18 Mon 09:22
1311181.jpg写真は昨夕の東の空。月がどんどん明るくなって来た。

今朝は3時30分に皆曇だったのでそのまま寝てしまったが、もしかしたらその後晴れて来ていたかもしれない。でも、満月直前の明るい月明かりが全天を照らしているのでアイソン彗星も見にくかったに違いない。
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寝過した!
2013-11-17 Sun 05:44
アラームを入れ忘れて寝過した、orz。

4時30分、玄関先で5cm双眼鏡で見て見た。スピカは見えたが霧があってアイソン彗星の存在は確認できず。まぁ、素晴らしい空でなくてよかったとしよう。
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アイソン彗星を見に霞ヶ浦へ行ってみた
2013-11-16 Sat 07:59
3時30分に起きて、初めて霞ヶ浦湖畔へ向う。予定していた最も良い場所は工事で通行止だったので、柵のところで観測。始めのうちは透明度の低い空だなと思っていたが、月が沈むとぐっと星の数が増えた。

1311161.pngC/2012 S1(ISON) 高度12°弱だが7x5cmの双眼鏡でも簡単に見つけられたことで、2日前よりも明らかに明るくなっていることが感じられた。25x10cmでは淡い尾がそれなりによく見えている。HIP62985(4.76等)とGSC5536(6.24等)の中間くらいの明るさで、5.5等と目測した。赤い予想曲線(→一つ前の記事)を越えた増光は吉兆かな?

1311162.pngC/2013 R1(Lovejoy) 2日前と比べて明るさは変わらない感じ。三角帽子の様に上へ向う尾がわずかに感じられた。

撮影しようと思ったらデジカメの中にバッテリーが入っていなかった。orz
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11月中のアイソン彗星観測予定
2013-11-16 Sat 00:00
1311122.jpgアイソン彗星(C/2012 S1)の最近の光度変化を吉田誠一さんのページで見てみる。赤い予想光度曲線よりもさらに1等級暗く見えてしまう(水色の補助線を追加)のは私だけだろうか。このまま行くと、19日(月齢16)に7等、22日(月齢19)に6等、26日(月齢23)に4等、28日(月齢25)に2等といった感じかもしれないので、遠征観測は20日頃からで良さそうなのだが、13日から14日にかけてバーストを起して1等級増光しているといううわさもあって、それならば前倒しでさっそく出かけた方が良いのかもしれない。

アイソン彗星バースト関連記事
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 →COMET ISON OUTBURST:
 →Comet ISON: What's Next?
 →アイソン彗星小バースト
 →11/14 アイソン彗星揺らぐイオンの尾!・11/11~14比較画像
 →アイソン彗星が肉眼等級まで急増光! 18日の明け方、スピカが目印

塩屋天体観測所のふくださんが『観測所雑記帳』で、近日点前後の光度予測をしているスペインの「Cometografia」というサイトを紹介している。
 →アイソン彗星の見え方(C/2012 S1)予想
別窓 | 観測準備 | コメント:2
同じ構造の燃料プールはもう動かせない
2013-11-15 Fri 00:00
・なぜ、4号機使用済み燃料3体に破損?
 隠していた震災前の事故がバレた。操作ミスにしろ設計ミスにしろ、抜きも挿しも出来なくなるという燃料プールの構造には問題があると思われる。同じ基本設計の燃料プールを使っている原発は動かせない理由がまた一つ増えた。だからこれまで隠していたのだろうが。

・なぜ小泉の脱原発は、支持され、支持されないのか?

・公権力による小児がん発症の偽装工作が本格化 ~矮小化されるフクシマ原発による甲状腺がんの増加~

・武田邦彦:御用・国際ジャーナリスト・・・これでも仕事になる?? これだから??
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アイソン彗星とラブジョイ彗星の初スケッチ
2013-11-14 Thu 09:39
いよいよ低空になって来たため観測小屋からのアイソン彗星撮影が出来なくなったので、同彗星についてはここから12月中旬まで一月間は外出観測になる。街路灯が邪魔ではあるが、今朝は取りあえず東側玄関前でアイソン彗星とラブジョイ彗星の観望とスケッチをしてみた。

1311141.pngC/2012 S1(ISON) 7x50双眼鏡ではまったく見えない。25x100ならば楽に見えるが、コマは小さく、隣のHIP61971(8.06等)と比べて暗く見えた。尾は逸らし目にしてなんとなく感じられる程度。

1311142.pngC/2013 R1(Lovejoy) これは明るい。双眼鏡を適当に振り回していれば簡単に導入できる。7x50でも25x100でも見やすい。しっかりした核と大きく拡がったコマ。コマの拡がりと明るさのため淡い尾はまったく分からない。
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奇異の輝星
2013-11-14 Thu 00:00
1311131.jpg昨夕、仕事が一段落して片付けをしていると、お得意先の若者から電話が来た。うわ、先ほど通って来たのに緊急の呼び出しかな!?と話を聞くと「南西の空に明るい星の様なものがあるのですけど何ですか?」というものだった。金星だよと教えたのだが、宵の明星として昔から親しまれて来た金星の輝きも、普段空を見上げない人にはかなりの奇異に見えるようだ。
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2010年に1年0.01ミリに違反すると1年以下の懲役と決めたばかり
2013-11-13 Wed 00:00
・内田樹:特定秘密保護法について
・内田樹:特定秘密保護法案について(つづき)

・武田邦彦:被曝の限度は民主主義で・・・1ミリと20ミリの違い
・武田邦彦:誰が「放射線は怖い」と言ったのか?・・・誠実な日本に帰ろう!

・政府が「年20ミリシーベルト以下は安全」とする方針を決定 ~狂気の『日本国家解体プラン』が現実に~

・福島原発の地下水、β線を71万ベクレル検出!10日で約40万ベクレルの急上昇!汚染水タンク3基からも毎時29ミリシーベルト!

・早川由紀夫:住民への避難指示と解除
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アイソン彗星 見られず
2013-11-12 Tue 07:37
自宅観測小屋で近日点前のアイソン彗星を撮影できるのは今朝が最後。しかし、低空の雲のため屋根から上がったばかりのアイソン彗星を写す機会は無かった。

1311121.jpgC/2013 R1(Lovejoy) 天頂周辺だけ雲が少なかったが、数枚撮っているうちにそこも雲で覆われて終了。
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「科学と音楽の響宴2013」へ行って来た
2013-11-11 Mon 13:01
1311111.jpg日曜日は午後からつくばノバ・ホールで行われたレクチャー&コンサート「科学と音楽の響宴2013」に行って来た。高エネルギー加速器研究機構(KEK)、つくば市、つくば文化振興財団の三者主催の恒例行事で初めて参加。

第1部講演 見えない粒子 ヒッグス粒子発見から考える暗黒物質
 高エネルギー加速器研究機構 野尻美保子教授
第2部コンサート チェリスト岩崎洸、ピアニスト岩崎淑デュオ演奏
 カサド、ベートーヴェン、ブルッフ、フォーレ、ドビュッシー、ショパン、アンコール3曲

ヒッグス粒子、ダークマターの話は誰がどう話したって難しい。でも、ダークマター探しの部分は具体的で分かりやすかったと思う。演奏はどれも良かったが、ベートーヴェン「チェロとピアノの為のソナタ第3番作品69 イ長調」、ショパン「序奏と華麗なるポロネーズ 作品3」、カザルス「鳥の歌」が特に印象的だった。
それにしてもこの組み合わせの会で、素粒子物理もクラシック音楽も両方とも楽しめる人は何割くらいだろうかと考えてしまった。
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太陽白黒写真アーカイブ公開
2013-11-11 Mon 00:00
国立天文台が、 1918年から1998年までの太陽の白色光写真をデジタル化して公開した。

 →白色光全面画像(写真)
 →国立天文台 太陽観測所

1311091.jpg戦争の激しかった時期には物資統制で写真を撮れなかったんだろうなとか、自分の生まれた日の太陽黒点活動はどんなだったかなとか(未だ戦後が終わっていなかったようで残念ながらNo Obs.)、天文少年になった頃はどうだったかなとか(写真は望遠鏡を買ってもらった頃の太陽)、太陽マニアでなくても楽しみ方いろいろ、見る価値あり。
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【地震】7時38分茨城県南部で震度5弱
2013-11-10 Sun 08:44
7時38分茨城県南部で震度5弱の地震発生。
仕事中で、若干周辺が騒然となったがすぐに落ち着いた。
ご安心を。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:0
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