2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
茨城県南にも歴史史料に残る彗星の記録はある
2013-09-13 Fri 00:00
1309112.jpg「ネットよ今夜もありがとう」にastro_calendarさんのブログ『ASTRO CALENDAR』が登場しているのでAmazonで購入した『星ナビ』10月号。今月号にはアイソン彗星への期待を盛り上げる特集が満載なのだが、その中で興味を引かれたのは前田知絵さんの『日本の歴史資料に残る大彗星 ほうきぼし現る!』という記事。

良きにつけ悪きにつけ、古代より人々の興味を引いて来た彗星なので残されている記録もかなりあるようだ。現在と比べて科学的な知識の乏しかった時代に、人々は彗星現象をどのように捉えて解釈してきたのかに触れることの出来るおもしろい内容になっている。

いくつかの史料が紹介されているが、その中に地元のものが無いのはちょっと寂しい。茨城県南の歴史史料の中にも彗星の記録が残っているのだ。例えば、中世武士団烟田氏の『烟田旧記』で彗星は「こはたほし」と記録されていることについて紹介したことがある(『天界』2011年5月号「中世文書『烟田旧記』に見る天文現象」)。この中に上杉謙信の死去と彗星を関連づけて記している部分もある。また、江戸時代には土浦の沼尻墨僊(ぬまじりぼくせん)が彗星観測記録を残していることについてはS.Uさんが書いている(『天界』2009年12月号「沼尻墨僊の天文学」)。しかしながら上記の様な記事の中で取り上げられる程にはまだまだ知名度が高くないようで、普及に向けてがんばらなくてはならないな。
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