
昨夜撮ったいるか座新星の写真は露出が長過ぎたため飽和してしまい測光ソフトで正確に値が出なかった(ISO1600、1分)。左写真は昨夜と同じ1分だが、その他に短い露出でも写しておいた(ISO1600、30秒・20秒・10秒・5秒)。それでも、飽和気味というのはISO感度が高すぎたからか。なんとか飽和していない画像を使って測光したがやはり低めに出てしまう。今度は光度差の大きい暗い基準星が問題なのだろう。180mm望遠でも撮りたかったのだが、いつもの如く雲に覆われてしまった。
新星は明るいので、や座といるか座を目安にすると5cm双眼鏡で見つけるのは容易い。眼視での目測は4.4等だった。薄雲が掛かっているためさすがに肉眼では見えなかったが、コンディションが良ければ肉眼でも簡単に見つけられそうだ。
[追記]17日朝に見たAAVSOの光度曲線からは、昨夜が極大だった可能性を感じる。さて、今夜は何等になっているだろうか。
