2013-07-26 Fri 00:00
【1】いばらの道へ敢えて分け入る
「Macで天文」のカテゴリーを作ったのは意外に早くてStellariumのことを書いた2007年3月25日。その頃はMacでプラネタリウムソフトが走ればいいや程度の要求レベルだった。それから幾星霜、今や自動導入赤道儀を使うようになってしまい、そうなると当然望遠鏡のコントロールもMacでやりたくなるのは人情。 現在の、そしておそらく最大の懸案はMacでEM-200Temma2M(以下、Temma2M)をコントロールする事。それができればPCとステナビから開放される。 手順はこんなところか。 (1)MacでTemma2Mを制御できるソフトを入手する (2)MacとTemma2Mを接続する (3)MacでTemma2Mを制御する ところが、WinXP+ステラナビゲータのときは簡単だったことが、Macでやろうとするとこれがなかなか一筋縄では行かない。しかし、すべてが解決した暁には、Macだけで天文生活というパラダイスが待っていると思うと、Macと手を携えて少しずつ問題を解決して行くのもまた楽しからずやだ。焦らずやって行こう。 【2】ソフト選び (1)MacでTemma2Mを制御できるソフトを入手する 一昔前のようにMacがマイナーな時代はいざ知らず、サイエンスの世界ではMacがモテモテになっている現在、天文ソフトもさぞ増えているかと思いきやあまり変わっていないようだ。Cartes du Cielのように魅力的なソフトはあるがタカハシ製品未サポートのようで、Macとタカハシをともに公式にサポートしているソフトは数える程しか無かった。 ![]() Windows, MaOSX。Temma2その他多数。329.00$。 ・SkySafari Plus/Pro for Mac OS X MacOSX。Temma 2その他多数。19.99$/49.99$。 ・Equinox Pro MacOSX。Temma IIその他多数。59.95$ 以下は、タカハシ製品未サポートソフト。 ・Cartes du Ciel Linux, Windows, MacOSXその他。フリー。 ・Starry Night Windows, MacOSX。187.46$。 ・Stellarium MacOSX。フリー。 ・XEphen UNIX,MacOSXその他多数。フリー。 で、円安も重なって高かったが(meinekoさんの過去記事によると3年前ならば199$orz)、周囲の本格派観測者が使っていて評価が高いTheSky6(Windows日本語版)の最新版ということで、TheSkyX Professional Editionを購入した。さあ、後へは戻れないぞ。 |
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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