2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
『星の文化史事典』
2013-06-21 Fri 00:00
1305124.jpg『星の文化史事典』 出雲晶子編著 白水社 3800円 2012年

本書は少し前に『天文古玩』で紹介されていたが、地元の図書室にも入ったので借りて来た。タイトル通り頭から読むタイプの本ではないのでぱらぱらと眺めていると、図版がいくつか目に留まった。アストロラーベ、天文時計、太陽時計、オーラリィ、、、。中世の天体観測精密機器、シミュレーターといったところか。特にアストロラーベの美しさは魅力的だ。

本書の中でまとまった読み物としておもしろかったのは、編著者の学生時代の天文学研究室での生活と卒業後のことが書かれている「星を見ない天文ファン---あとがきにかえて」だったと言ったら失礼か。

ということで、本書についてのまともなレビューは『天文古玩』をご覧いただくこととしたい。
 →天文古玩:『星の文化史事典』 を読む
別窓 | 星の本 | コメント:0
| 霞ヶ浦天体観測隊 |

FC2カウンター