2013-06-08 Sat 00:00
・内田樹:いじめについて
「いじめ」は80年代以降の学校教育を貫通している「教育イデオロギー」の副産物であり、ほとんど「成果」と言ってもよい現象である。 学校内に存在しないことが「ふつう」であるという前提を採ると、問題は最初から解決の糸口を失ってしまう。 現在の「いじめ問題」は、「あるはずのないこと」が起きているのではない。「よくあること」の暴力性と攻撃性が常軌を逸しているのである。ことは「原理の問題」ではなく、「程度の問題」なのである。これを「原理の問題」として取り扱うと、「いじめがまったくない学校」を作り出さなければならない。そうすると「いじめ」があっても、教師や教委がこれを「なかったこと」にして放置し、場合によっては隠蔽するという最悪の事態になる(現にそうなった)。 ・ ・ ・ ・いつもは福島はチェルノブイリとは違うって言ってんのにこんな時だけ ・激増する小児甲状腺がん ・経済界、最初にやるのは廃老だ! 座布団3枚。 ・社員の発明、会社に特許権 知財戦略案に帰属先変更方針 この先、田中耕一さんが受賞したノーベル賞だって企業の物だくらいのこと言い出しかねないね。資本主義の暴走は止まらず、盲目的な刈り取りによって自企業の戦力である労働者まで刈り取り機に巻き込んでしまう。 ・「スグレ主義」という狂気 一面でスグレているからと言って優れている証明にはならないし、一面でスグレていないからと言って優れていないことの証明にもなっていないのにね。 |
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