2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
パンスターズ彗星 いよいよ国内でも観測
2013-03-09 Sat 21:31
パンスターズ彗星が日本国内からも観測され始めた。

日本一低空に強いと言われる埼玉県の門田健一さんが、薄明の光を消すIバンドフィルターを使い3月8日の日没後15分の高度4.8度で存在を確認したと言う。
 →AstroArts:日本の空に姿を現したパンスターズ彗星

今日は星天の会の(の)さんも自宅観測所から撮影成功。
 →星天の会掲示板 パンスターズ彗星

また、「パンスターズ彗星を見つけようキャンペーン」にも3月1日以降続々と目撃報告が届き始めている。ただ、残念ながらいまのところそのほとんどは他の星や飛行機雲などの誤認と思われるのでご注意を。彗星が見えている時刻や高度や尾の方向など天文ファンであれば間違えないはずのところを見落としているということは、裏を返せば普段星を見ない人がパンスターズ彗星に興味を持って夕空を眺めてくれているということで、キャンペーンの目的は達成されていると言って良いのかもしれない。とは言えちょっと、、、。
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パンスターズ彗星近日点通過まであと2日
2013-03-09 Sat 00:00
1303083.jpgパンスターズ彗星が日本の夕空に登場する日が目前だが、ここへ来て空はすっかり春霞と黄砂に覆われてしまった。頭の上の木星は見えていたのだが低空は筑波山も霞む程の透明度の悪さだった。1303081.jpg[右図は気象庁の黄砂予報(3/8~3/11の15時)]


今年も晏次郎さんがひな人形をアップしていた(→間に合うのか?)。昨年の「ほんの少しだけ妻にも手伝いをさせてやった(^^;」という下り(→桃の節句だが)については詳しいこだわり事情をお聞かせいただいた(→コメント)が、今年は「飾り付けの際には、妻と娘達が何としても手伝うと云うので、道具類のみ飾る(触ること)ことを許した(^^; 」と、強気な口調とは裏腹に晏次郎さんがジリジリと後退を余儀なくされている姿が目に浮かんでニヤリとしてしまった。

1303082.png晏次郎さんのところなら海まで出れば西側は水平線まで見られてパンスターズ彗星観望には絶好のロケーションのはずだが、北海道は積雪だけでなく今も降り続く雪でそれどころではなさそうだ。

晏次郎さんのことを書いたついでに霞ヶ浦・稲波のオオヒシクイの北帰について書いておこう。3月1日に82羽全羽が北帰の途についたが2日後の3月3日に7羽が戻り3月5日にその7羽も北帰したようだ(→稲波干拓から今日のオオヒシクイ)。第1陣は豪雪の北海道へ向けての飛翔となったが、7羽は途中まで飛んでこりゃだめだわと引き返したのかもしれない。そのまま行ってしまった75羽は大丈夫だっただろうか。この秋、何羽が元気に戻って来るのかちょっと心配している。

1303084.jpg超新星SN2012ht 春霞の中でなんとか踏ん張っている。

13030801.jpgM3 メシエ天体アルバムを差し替え。今夜の2枚は補助ガイドをしたので流れずに済んだ。
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