2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
EdgeHD800とレデューサーの相性
2013-03-08 Fri 00:00
バッフルチューブ内にフラットナーレンズが内蔵されたセレストロンのEdgeHDシリーズには専用レデューサーが必要だと言われている。しかしEdgeHD800は専用品がいまだに発売されていない。「これまでに市販されているx0.63レデューサーは使えるのか使えないのか」についてネットで調べても、これで解決という記事が見当たらない。それならばということで、ダメ元でレデューサーを入手してテストを始めたことはEdgeHD800とレデューサーに書いた。

あの時はタカハシのカメラアダプターTCA-4を介して接続したためレデューサーとカメラとの距離が離れ過ぎて(いわゆるバックフォーカスが長くなり)コマ収差がより目立ったようだ。やりかけたので、その後もいろいろと買い集めていろいろなパターンを試してみた。

レデューサーとアダプターとの接続は6パターン。レデューサー無しでT-Adapterを9.5cmと6.5cmとする2パターン。レデューサーありでT-Adapter9.5cm、6.5cm、BORGリングの組み合わせ4.5cm(回転装置あり)、BORGリングの組み合わせ3.2cm(回転装置無し)の4パターン。

それらをまとめたのが以下の写真。

1303031.jpg

レデューサーありで、アダプター9.5cmでは画角の1/2に、アダプター6.5cmでは画角の1/3に酷いコマ収差が出るが、4.5cmになるとコマ収差はほとんど気にならなくなる。ちなみに、TCA-4では13cmなので中心部以外はコマ収差だらけになる。この他の注意点としては、レデューサーを使うと周辺減光は目立って来る。

以上、簡単なテストだが「これまでに市販されているx0.63レデューサーをEdgeHD800で使う場合には、レデューサーとカメラとの間隔を短くすることでコマ収差を軽減でき使用に耐えられる」ということで一応の結論としたい。
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