2013-03-31 Sun 00:00
4月から子宮頸がんなど3ワクチンが定期接種の対象になるらしい。これについての朝日新聞の記事(2013年3月30日9時41分)は、
子宮頸がんのワクチンを巡っては、ほかのワクチンに比べて副作用報告が多いと懸念する声がある。失神やけいれんが目立つことから、厚生労働省は「注射針を刺すことが影響している可能性がある。中止するほどの重大な懸念はない」としている。 と書いている。これでは子宮頸がんのワクチンの副作用報告が多いことの説明にも、中止するほどの重大な懸念はないことの説明にもなっていないのに、それについての朝日新聞としてのコメントは無い。そればかりでなく、重い副作用被害が出ても補償されるから心配ないと言いたげな書き方だ。 |
2013-03-31 Sun 00:00
![]() 第4回:3月31日(日)~4月9日(火) 観測対象:しし座 ![]() |
2013-03-30 Sat 00:00
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2013-03-29 Fri 00:00
![]() 理屈上はすでに日出時に10度以上の高度になっているのだが、周囲を住宅や林で囲まれている我が観測小屋ではいつ頃から見られるようになるのか、その時期をステラナビゲータで調べてみた。観測小屋周囲のパノラマ画像の高度合わせがいい加減なのでだいたいの目安ではあるが、遅くとも4月中旬頃までには明け方の彗星を望遠鏡へ入れられそうだ(巧くするともっと早いかもしれない)。その頃光度は6等台だが望遠鏡的にはまだまだかなり明るいので楽しみだ。 その後減光して行く過程をずっと撮影できるが、11月中旬には視界から完全に去ってしまう。しかし、その頃には既にアイソン彗星が増光を始めているので心はそちらへ移ってしまっていることだろうけど。 それにしても晴れないなぁ。 |
2013-03-28 Thu 00:00
M65の超新星SN2013amはどうなっているだろうか。II型はあまり明るくはならないらしい。3月24日に16等とある。もう一つ、昨年末からずっと見えていたSN2012htはまだがんばっているのだろうか。3月20日に16等台後半とあるが、22日の夜以降曇りと雨が続いているので確認できない。
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2013-03-27 Wed 00:00
![]() 次は土星が見やすくなった頃に観望会を予定している。 |
2013-03-25 Mon 00:00
近頃余裕の無い気分のため、原発記事を読んで紹介するエネルギーすら乏しくなってきた。
NHKオンデマンドで最近見た以下の2本は良かったと思う。 ・ETV特集 「何が書かれなかったのか~政府原発事故調査」 何が書かれなかったのか〜書けなかった理由は官僚機構にあるとはっきり延べられている。 ・NHKスペシャル 3.11 あの日から2年 メルトダウン 原子炉“冷却”の死角 動力電源無しでも作動する様に設計されている1号機の非常用復水機イソコン(IC)が動いていると思っていた(そう思い込みたかった)のは、過去40年間訓練でも動かしたことが一度も無かったので、誰も正常に作動しているときの姿を見たことがなかったからというお粗末さだった。この操作ミスが明らかになったのは2011年の秋ごろだったと記憶するが、今回改めてこの問題を取り上げた再現ドラマが作られた訳だが、当時の報道と同様に、この原発事故の原因を運転員の操作ミスレベルの人災に押し込めようとする意図が感じられて胡散臭さを感じた記憶が蘇って来たが、今再度この問題をクローズアップさせる意図は何なのだろうか?以上、推敲不十分な文章で済みません。 |
2013-03-24 Sun 00:00
2009年5月14日にESA(ヨーロッパ宇宙機関)が打ち上げられた宇宙背景放射観測衛星「プランク」による全天マップが発表された。これまでのNASAの観測衛星「COBE」(1989年打ち上げ)と「WMAP」(2001年打ち上げ)による全天マップを遥かに凌ぐ精細さで、予測されなかったエネルギー分布の非対称性なども描き出した。宇宙の年齢は138億歳へ、ハッブル定数は67.15±1.2km/秒/Mpcへ修正されることになる。ダークエネルギー、ダークマター、普通の物質の割合も少し変更された。
[写真提供:ESA and the Planck Collaboration] ![]() →AstroArts:「プランク」が宇宙誕生時の名残りを最高精度で観測 |
2013-03-23 Sat 00:00
meinekoさんによるとM65に超新星らしい。発見者の菅野松男さんは、高見沢さん、板垣さんに続き、日本人3人目の「新天体発見三冠」だそうだ。
→IAUのCBAT"Transient Object Followup Reports" M65とは見易い位置だが週明け月曜日まで当分晴れないよ。 [追記]新星、彗星、小惑星、新変光星、そして超新星で5冠達成の快挙だそうだ。 [追追記]正式名称 SN2013am |
2013-03-21 Thu 00:00
観測小屋落成時にお借りした2本の鏡筒は眼視用のC8と撮影用のNCT-12をマッチプレートで同架して使っていた(約16kg)。その後C8をお返ししEdgeHD800へ変更したが載せ方は同じだったので(約17kg)、さすがのEM-200でも荷が重かったと思う。
高速で自動導入するかすてんまへの負担を軽くするためにEdgeHD800とNCT-12を載せ替えて使おうと思ったのだがこれは案外面倒くさかった。そもそもなぜ載せ替えようと思っていたかと言うと相変わらず眼視はEdgeHD800、撮影はNCT-12と思い込んでいたからだ。しかし、EdgeHD800での撮影が案外快適な事が分かって来たのでそれを主軸に組み直してみた。 ![]() |
2013-03-20 Wed 00:00
![]() ![]() ![]() →参考:月面X |
2013-03-19 Tue 00:00
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2013-03-18 Mon 00:00
![]() なにしろかすかなものなので画像処理をしてもあまりはっきりと浮き上がっては来ない。その中から4枚を選んで並べてみたが、どうだろうか。複数フレームで同一方向へなにやらトゲのような物が出ている様に見えないでも無いので、単なるノイズでは無さそうだ。しかし、レンズ特性による光条も考えられるし、何と言っても他の観測者からアンチテイルの話題が全く聞こえて来ないのだから、アーティファクトの可能性が高いだろう。次の撮影の機会を待ちたいと思う。 |
2013-03-17 Sun 00:00
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2013-03-16 Sat 00:00
C/2013 E2 (Iwamoto)、久しぶりに日本人の名を冠した彗星が発見された。発見者は徳島県の岩本雅之さん、おめでとうございます。デジカメでの発見は日本人初の快挙だそうだ。現在、明け方の東の空で14.4等。残念ながらかすてんまの位置からは当分見られそうにない。
昨年7月4日の「おそらくヒッグス粒子発見」発表以降に蓄積されたデータ解析の結果、「ますますヒッグス粒子らしさが高まった」とCERNが発表したらしい。 →LHC アトラス実験:新しい結果は、CERNで発見された粒子がヒッグス粒子であることを示唆 ![]() |
2013-03-15 Fri 00:00
![]() 久しぶりに夜の観測。小屋へ入ると舞い上がる埃がライトの光に浮かび上がる。10日の大風翌日11日に拭き掃除を行った小屋内が13日の暴風で再び埃まみれ。悲しい、、、。。 ![]() ![]() |
2013-03-14 Thu 00:00
前日の穏やかなパンスターズ彗星観望日とは打って変わり、その夜半過ぎから吹き始めた南西風は日中いっぱい猛烈な勢いで吹き荒れ、丸一日経った今もまだ納まらない。10日の大風の後11日に掃除した観測小屋の中は再び埃まみれになっていることだろうな。それにしてもこの風、なんなんだ。
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2013-03-09 Sat 21:31
パンスターズ彗星が日本国内からも観測され始めた。
日本一低空に強いと言われる埼玉県の門田健一さんが、薄明の光を消すIバンドフィルターを使い3月8日の日没後15分の高度4.8度で存在を確認したと言う。 →AstroArts:日本の空に姿を現したパンスターズ彗星 今日は星天の会の(の)さんも自宅観測所から撮影成功。 →星天の会掲示板 パンスターズ彗星 また、「パンスターズ彗星を見つけようキャンペーン」にも3月1日以降続々と目撃報告が届き始めている。ただ、残念ながらいまのところそのほとんどは他の星や飛行機雲などの誤認と思われるのでご注意を。彗星が見えている時刻や高度や尾の方向など天文ファンであれば間違えないはずのところを見落としているということは、裏を返せば普段星を見ない人がパンスターズ彗星に興味を持って夕空を眺めてくれているということで、キャンペーンの目的は達成されていると言って良いのかもしれない。とは言えちょっと、、、。 |
2013-03-09 Sat 00:00
![]() ![]() 今年も晏次郎さんがひな人形をアップしていた(→間に合うのか?)。昨年の「ほんの少しだけ妻にも手伝いをさせてやった(^^;」という下り(→桃の節句だが)については詳しいこだわり事情をお聞かせいただいた(→コメント)が、今年は「飾り付けの際には、妻と娘達が何としても手伝うと云うので、道具類のみ飾る(触ること)ことを許した(^^; 」と、強気な口調とは裏腹に晏次郎さんがジリジリと後退を余儀なくされている姿が目に浮かんでニヤリとしてしまった。 ![]() 晏次郎さんのことを書いたついでに霞ヶ浦・稲波のオオヒシクイの北帰について書いておこう。3月1日に82羽全羽が北帰の途についたが2日後の3月3日に7羽が戻り3月5日にその7羽も北帰したようだ(→稲波干拓から今日のオオヒシクイ)。第1陣は豪雪の北海道へ向けての飛翔となったが、7羽は途中まで飛んでこりゃだめだわと引き返したのかもしれない。そのまま行ってしまった75羽は大丈夫だっただろうか。この秋、何羽が元気に戻って来るのかちょっと心配している。 ![]() ![]() |
2013-03-08 Fri 00:00
バッフルチューブ内にフラットナーレンズが内蔵されたセレストロンのEdgeHDシリーズには専用レデューサーが必要だと言われている。しかしEdgeHD800は専用品がいまだに発売されていない。「これまでに市販されているx0.63レデューサーは使えるのか使えないのか」についてネットで調べても、これで解決という記事が見当たらない。それならばということで、ダメ元でレデューサーを入手してテストを始めたことはEdgeHD800とレデューサーに書いた。
あの時はタカハシのカメラアダプターTCA-4を介して接続したためレデューサーとカメラとの距離が離れ過ぎて(いわゆるバックフォーカスが長くなり)コマ収差がより目立ったようだ。やりかけたので、その後もいろいろと買い集めていろいろなパターンを試してみた。 レデューサーとアダプターとの接続は6パターン。レデューサー無しでT-Adapterを9.5cmと6.5cmとする2パターン。レデューサーありでT-Adapter9.5cm、6.5cm、BORGリングの組み合わせ4.5cm(回転装置あり)、BORGリングの組み合わせ3.2cm(回転装置無し)の4パターン。 それらをまとめたのが以下の写真。 ![]() レデューサーありで、アダプター9.5cmでは画角の1/2に、アダプター6.5cmでは画角の1/3に酷いコマ収差が出るが、4.5cmになるとコマ収差はほとんど気にならなくなる。ちなみに、TCA-4では13cmなので中心部以外はコマ収差だらけになる。この他の注意点としては、レデューサーを使うと周辺減光は目立って来る。 以上、簡単なテストだが「これまでに市販されているx0.63レデューサーをEdgeHD800で使う場合には、レデューサーとカメラとの間隔を短くすることでコマ収差を軽減でき使用に耐えられる」ということで一応の結論としたい。 |
2013-03-07 Thu 00:00
![]() 昼間の暖かさが空へ昇ったのか春霞がかかってぼんやりした星空。今夜は休観・休測。 |
2013-03-05 Tue 00:00
![]() →KEK一般公開(9/2)で出展 →つくば科学フェスティバルに出展(11/18) 物理学の最先端の話が、『クォーク・カード・ディーラー』や『カソクキッズ』などを通して、より多くの一般の方々、特に若い人たちの間へ浸透して行くと良いなと感じている。ただ、カードを交換するという遊び自体が見えていないこのおじさんには説明を読んでもいまいちピンと来ていないのだが。 現在、希望者にはサンプルを郵送してくれるので、興味のある方は『クオークカードディーラー』のページの問い合わせフォームへ。 |
2013-03-04 Mon 00:00
_______五昨年_四昨年_三昨年_二昨年_一昨年__昨年__今年
すごい星空! 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 3等星が見える13夜 16夜 14夜 8夜 7夜 11夜 16夜 1等星は見える 0夜 4夜 0夜 5夜 6夜 4夜 2夜 2月はこれという天文現象は無いと思っていたら、小惑星2012 DA14の大接近、パンスターズ彗星の準備、観望会手伝い、『数学ガール』とデートなどなど、とても中身の詰まった一月だった。 パンスターズ彗星、日本登場まであと1週間。吉田誠一さんのページで現在2.5等。予想光度曲線よりも明るい側に外れかけていないか?南半球からはイケルんちゃう?という便り。 ![]() |
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