2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
オオヒシクイ 北帰が近いか
2013-02-19 Tue 00:00
江戸崎の稲波干拓地のオオヒシクイ、今年は85羽が越冬した。1月半ばに数日間7羽、17羽が加わったがそれは印旛沼または涸沼のヒシクイが一時避難で飛来していた可能性があるらしい。早い年は2月末には北帰するので、今日が最後の機会になるかもしれない。ということで、雨が降りそうだったが観察小屋を訪ねた。

1302181.jpgオオヒシクイは昼間はこの稲波干拓地で採食するが夜間は安全な場所へ移動する。霞ヶ浦湖上の何処からしいが何処なのかは全く分かっていないと聞いてビックリ!霞ヶ浦周囲に、オオヒシクイに興味を持って観察と報告の出来る人が少ないというかほとんどいないからだと言う。稲波干拓のオオヒシクイ、けっこう知られているのかと思いきや、まだまだ知名度は低いようだ。
[訂正]近年は夜間も稲波で過ごすことがほとんどで、外圧が加わった時にだけ霞ヶ浦へ避難しているとのこと。その割合は越冬日数の17%とのことだ。

 →稲波(いなみ)干拓のオオヒシクイ
 →ヒシクイ(Wiki)

1302182.jpg目の前を流れる小野川にはカモやらガンやらハクチョウやらがいるのだが、ミコアイサが現れると監視のみなさんが急に夢中で写真を撮り始めた。私もズーム最大にして手持ちで何枚か写してみた。

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