『ハーシェルの天体を見よう2012』第II期のメインとも言える天体はちょうこくしつ座の銀河NGC253。我が家でこれを撮影するには南からやや西へ傾き始めてからになる。現在ならば明け方近くになってしまう。試しに3時に起きると今夜もかなり星が見えている。東側の空を見上げると、冬の星々に木星と金星が混ざっているものだから賑やかな事この上ない。西側の空はと見ると、残念ながら薄雲が掛かっている。
軒越しに 冬の星々昇り来る
冬星に 二つの明星加われり
23日明け方の観測:

目的の天体は見つけられるだろうかと望遠鏡を向けてみる。天体ガイド(上のリンク)にある様にZ型の星の並びを目当てにして簡単に導入完了。このZ型はすごいわ。ライトシュミットで写してみたが、今回は薄雲がある上に南屋根で一部蹴られていたようだ。秋になってもう少し条件が良くなったらもう一度撮ってみるつもり。眼視はと言うと、薄雲があったためか口径20cmで50倍でもほとんど見えなかった。
変光星はε Aur3.1等、ο Cet3.8等、RX Lep5.4等、W Ori6.2等。