
今夜の観測:夕方の数時間晴れマークはあったが一晩中曇り予報だったので、あまり期待もせず観測小屋の屋根を開けてみた。確かに雲が多く、天頂の夏の大三角付近だけ見えているといった程度。それでも透明度が良いので、
デジカメ星空診断用の写真を撮ってみた。前回よりも暗い星まで写っていた(No.00030)。ところで、調査が始まって5日経過した時点だが、まだ7データしか表示されていないのは寂しい。全国的に天候が悪いためだと思うが、星空とデジイチと1分間の暇のある方、ぜひご協力ください。

さて、空を見上げているとかなり明るい流星が飛んでいる。極大は21時らしいのでちょうどその頃から見始めたことになる。1時間40分ほどの間に流星20個を確認。

明らかにペルセウス群流星ではないものは(4:静止流星)と(8)だけで、(3)(11)(13)(18)は記憶した経路の方向に曖昧さがある。珍しく写真にもいくつか写った(右写真はそのうちの一つ)。変光星はο Cet(ミラ)3.6等、R Sct5.8等のみ。ミラは極大。そうそう、寝る前に
国立天文台のペルセウス座流星群観測キャンペーンにも報告しておいた。