2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
Lovejoy彗星(C/2011 W3)と榎本くるみの『冒険彗星』
2011-12-17 Sat 00:00
111216.jpgLovejoy彗星(C/2011 W3)がいよいよ太陽へ最接近した。SOHO LASCO C3 15日16:30の姿は翼を拡げて太陽へ向かう火の鳥のようではないか。この後彗星は遮蔽板の向こうへ飛び込んで行った。命をかけた大冒険。1112162.jpg今日は、榎本くるみの『冒険彗星』を聞きながら行方を見守った。

1112163.jpg16日のLASCO C2の画像を3枚並べてみた。9時12分の尾の様子から、彗星本体は消滅した模様。


【追記】その後のLASCO C3画像で、Lovejoy彗星(C/2011 W3)が生き延びたことが分かった。
 →最新のLASCO C3画像
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「社会的な関心などを勘案して決める」 それは今ではないのか?
2011-12-17 Sat 00:00
・玄海3号機、ポンプ主軸折れる 冷却水漏れで発見
 こういう事故の場合の公表基準は無く「社会的な関心などを勘案して決める」となっていたらしいが、いまのこの社会的な関心の高まり時期に公表しないということは、「決して公表しない」と言っているわけだ。水漏れの事実については「浄化装置の外に漏れたわけではない」として発表していなかったとのことだが、いまやこのムラの人たちは押し並べて判断能力が無くなってるので、一刻も早く退陣願いたい。安全に対する認識能力の無い人を退陣させてしまうと原発を運転できる人員が不足するだろうから、自然と原発は止まってしまうだろう。

・福島第1原発は冷温停止状態、「事故は収束と判断」=首相
 原子炉容器の温度が下がっているのはそこにはもう燃料が無くなっているからだろう。溶け落ちた燃料の温度を測る術も無い時点で「冷温停止状態」もなにもあったものではない。これで「事故は収束」と世界へ向けて公言してしまった厚顔無恥、何をか言わんや。

・写真「一本松と皆既月食」、ネットで15万アクセス
 この写真、たまたまどこかで見ていたのだが、その後でこの一本松も立ち枯れを防げないとのニュースが流れ、もう一度見たくてググって辿り着いた。松の向こうに広がる宇宙を見上げているようで、この松の梢から見渡す現実世界が見えて来る。とても心に響く1枚の写真だ。
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| 霞ヶ浦天体観測隊 |

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