先にお知らせした、
稲敷市文化祭天体観望会のお手伝いへ行って来た。

夕方が近づくにつれて期待以上の快晴。今夜は月齢8の月と衝を過ぎたばかりの木星が主役だ。

参加者およびスタッフ合わせて約30名。女子中学生の参加が多く、賑やかで華やかなこと。またこんなこともあった。「中学生のとき、クラブ活動が終わって家まで送り届けてくれる帰り道に、星の説明をしてくれる先生がいて、それ以来星が好きになった」と70歳を越えた女性が話してくれた先生は、私が地元でお世話になっている郷土史の先生だった。

会が始まったときには快晴で絶好の観望日和と思ったが、すぐにうす雲が掛かって来てあれもこれもとはいかなかった。それでも、娘さんたちは月と木星を手持ちの携帯でなんとか写そうと楽しんでくれたようだ。[左の写真は携帯ではなくRICOH CX4で撮影した]
観望会が終わって、またまた女子中学生2名が天文愛好会への入会希望(→
2010年7月の観望会)。このところ、観望会が開催されると平均年令がぐんぐん下がって行くという極めて稀な天文愛好会の現況。それにしても、茨城県南は美人の里だという確信をますます強くした観望会だった。

今夜の観測:観望会の合間にミラだけ。ο Cet4.2等。その他、18時58分頃、うお座→さんかく座→ペルセウス座へと、途中で小さな破片を分離しながら3秒程掛けてゆっくりと流れる(低く見積もって)-5等程の火球を大勢で見た。
帰宅後また雲が無くなったので久しぶりに写真撮影。h-χ、M45、NGC2024、M78など。おまけでRX Lep6.2等。