21日の朝、出勤前に昨夜の大雨による浸水の様子を確認しておく。やはり、南東の柱脇から水が浸入していた。今日予測される台風15号本体のさらに大量の雨を前に呆然とする。一応、小屋内の水漏れ部位にタオルを当て、外壁の怪しい部分にビニールの覆いを巻いておく(気休め程度)。
こんな豪雨の中での仕事は久しぶりだったが、心配する程の振りではなかったとも言える。
帰宅してすぐに小屋内を点検。やはりかなり水がしみ込んでいた。タオルを交換。しかし、それ以外の場所からは水の浸入は無いみたい。今後、南東柱の補修に集中すれば良いのは不幸中の幸い。

風雨が最も激しかったのは帰宅後の18時から20時半の間。数回に渡り断続的に停電も発生。また、表から異様な音が聞こえる度に、小屋の屋根が飛んでいないか室内から懐中電灯で確認してしまった。
小屋の浸水に加え、母屋の天井も雨漏りしていた。3.11以降に雨漏りのような染みが見つかっていたのだが、今夜は完全にリアルタイムで水が染みていた。こんなことならば震災の被災届を出しておいても良かったのだな。

今夜の観測:明け方3時、雨風は止み、雲は多いながらも星が出ていた。台風一過の空に期待をしたが、透明度は良くなく月明かりもあって、すばらしい夜空にはならなかった。小屋を開けて少し観望。夕べ22時30分頃の大きな地震のせいか、極軸が少しずれている。調整しようにも北極星が雲に隠れてイライラ。ふたご座の東側に見慣れない星が、と思ったら火星だ。C8と65Pで観望。と言っても小さすぎて極冠らしき白味が分かる程度。変光星は雲の隙間から二つだけ。ミラはまだ明るい。U Monは極小。ο Cet2.3等、U Mon7.7等。