2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
星句 2011年後期
2011-08-31 Wed 00:00
2011年
8月
 機器設置準備完了 秋雨の入り
 続く雨 今宵も開かず小屋の屋根
 秋雨で完成足踏み 雨の漏り

明日も雨が降るらしい。ガルバ波板施工やり直しで、ビスを抜いた100カ所の穴からまた雨が染み込んでしまいそう。(08月23日)

 潤む星 快夜を待ちつつ また一年

星の見える夜を待つうちにまたひとつ歳を重ねてしまった。(08月31日)

9月
 道ばたにころがる栗を月照らし

残暑は衰えず、まだ秋を実感できないのに、栗林の栗はもう収穫時期になっていた。(09月17日)

10月
 秋深く 縦三ツ星が昇り来る
 霞み散る冷たき空に星増える
 風邪ひきの感冒ゆえに観望はなし

空気が冷たくなり、星の数がぐっと増えた。(10月31日)

12月
 年の瀬の空にはすでに春の星

ちょっと遅い時刻に空を見上げると、一足早い季節の星々が東の空に勢揃いしていて、まるで舞台の袖で出番を待っている俳優のように見える。(12月22日)

 カノープス 梢が邪魔な南中時
 カノープス 梢の谷間を走り抜け
 カノープス 南中時には雲多し

23:45頃カノープス南中。23:57に5cm双眼鏡で見た今期初カノープスは観測小屋から見る初めてのカノープスでもある。その後も彼方の林の梢の隙間に見え隠れしながら24:35まで見えていた。(12月25日)
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