「棟梁」は手術のためしばらく作業お休み。その間自分でもできそうなところを進めておく。面白い作業の部分を自分一人でやってしまって、「棟梁」には申し訳ないなぁ。
★8月03日、04日、05日


まずは、コンパネ2枚を床下地として仮置き。観測小屋として使い始める。
8月07日、08日、09日

荒川沖のジョイフル本田で振動ドリルを借りて、ピラー土台の施工をした。始めて使った工具だが、なかなか強力で面白い。ピラー用アンカーを立て、モルタルで高さを調整。モルタルが固まった時アンカー位置が正確ならば成功だ。8日は床下地の切り出し。9日は柱部分を切り込んで床に並べてみた。
8月10日、11日

さぁ、いよいよピラー設置。腕力に自信が無いのでジャッキを使っての作業を予定し10日にそれ用の小道具を準備しておいた。11日の夕方、雷鳴の中を帰宅。幸いすぐに夕立の来る気配はないので、予定通りピラー設置作業を始める。どうやら気合いが入っていたようで、ジャッキを使わず自力でピラーを抱え(ヨメさんの介助を得て)設置完了。

アンカーボルトの位置も土台の高さも正確。水平も取れている。
8月13日、14日

13日は夕方仕事から戻り、ドアはめ込み用のスペースを削って整形。
14日、昼前に仕事から戻り、昼食も後回しにしてドアの設置を済ませる。その後ドア両側と北側の壁すべてを塞いだ。これでようやくEM200と望遠鏡を乗せることができる。

8月15日

観測小屋の手前に繁茂している黄色い花はソーメンカボチャ。

雌花はとても少ないので咲いたら急いで人工授粉をする。最初の実はここまで大きくなった。

昼から、EM200に65Pとお借りしているC8を同架してバランスを調整。遠方の高圧線鉄塔の先端でファインダーも合わせて準備完了。今夜晴れたら極軸合わせをしよう。が、皆曇。
8月16日
週末に雨が降りそうなので、昼休みに帰宅して最後に残っていた北側壁の防水シートを張った。ところが、週末どころか2時間後に急な雷雨があり、この幸運に驚く。床下地も全面仮置きし、10cm双眼鏡も広げた。さぁ来い、R CrB増光。
今夜の観測:夕方は青空も見えていたが、夕食後はベガしか見えない。変光星も見えるのはこれだけ。β Lyr3.6等、R Sct5.8等。北に居座った雲がまったく動かない。5cm双眼鏡で辛うじて北極星が見えても極軸望遠鏡では見えない雲の量。なんとか極望でも見えるわずかの時間を利用して急いで極軸合わせを終えた。天頂にベガだけ見えるので、それを頼りにM57をC8へ導入。こんなに雲が多いのにちゃんとリングに見えている。