2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
世の中が追いついて来るまでの時間を稼ぐ
2011-06-29 Wed 00:00
今夜の観測:ηAql3.9等、AF Cyg7.6等、P Cyg4.7等、V568 Cyg6.8等、W Cyg6.5等、X Cyg6.5等、Y Cyg7.0等、X Her6.1等、βLyr3.7等、R Sct5.9等。

 気がつけば しゃっちょこ立ちの北斗かな

今年は春が素通りで、夏の大三角を頭の上に眺めてから、北斗が西へ急降下していることに気づいた。

・被ばく調査の浪江町民「影響なければ安心」
 こういう測定値って、本人には正確に公表するのだろうか。これまでのことを考えれば、データを採っても本人にすら正確な値は隠して公表値は低く伝えるのだろうなと思う。その方が本人も安心するだろうし。

・上関原発埋め立て免許 延長しない判断は妥当
 原発建設が1日先へ延びれば、そのうちに世の中が追いついて来る、それまでの時間稼ぎをすることが祝島漁民たちの息の長い反対運動の神髄。鎌仲ひとみ監督の『ミツバチの羽音と地球の回転』はそういう姿を伝えていたと映画を見て来たヨメさんが言っていた。福島の人たちの莫大な犠牲があればこそだが、ともかく上関原発建設は止まった。

・原子力推進役の一人、中曽根元首相が突如、自然エネルギー派に変節
 さすが、風見鶏。

・「もんじゅ」以上にやばい高速増殖炉「常陽」
 大洗町にある「常陽」までは我が家から42kmほどの距離、目と鼻の先と言っても良い。「もんじゅ」は中継装置の引き抜きに成功して、この先も超危険な運用を進めるつもりなのだろうが、「常陽」に至っては事故からのリカバリーの目処すら立たないらしい。

・大学の「代返」防止します 学生証と座席で出席管理
 そもそも、大学の講義で出席を(厳しく)取り始めた時点で大学の堕落が始まったと思う。講義に魅力があれば、出席を取ろうが取るまいが学びたい学生は出て来るし、私語も無い。学ぶ気のない学生を出席取りのためだけに教室に縛り付けるから私語が絶えない。森毅の言うニセ学生こそ本来の学生の姿ではないだろうか。

・交通事故と脳脊髄液減少症の因果関係認めず 名地裁判決
 裁判所は、これだけ因果関係がはっきりしていると思える事例でも認めないのだから、晩発性の放射線障害なんて認める訳が無いな。それにしても、この脳脊髄液減少症で困っている人はたくさんいるというのに、裁判所が救済の道を閉ざしてしまった罪は大きい。
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