2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
自国民を騙す国を信用する国があるのか?
2011-04-25 Mon 00:00
「最近は原発のニュースが減ってきましたね」と職場の若者。「民放はほとんど見ないし、情報はネットから探すので、そんなことになっているとは知らなかった」と私。そのネットすら危機的状況へ追い込まれようとしている。

・原子力安全保安院は,4/25から一本化される東電・保安院の統合本部会見に参加資格を設け,特定のメディアを排除し始めた
 ヨメさんのお友達のお百姓さんのブログからのリンク。
 保安院の西山英彦審議官は参加記者に条件を付ける理由について、「メディアにふさわしい方に聞いていただきたいと考えている」と説明したらしいが、それを決めるのはあなた方ではないはずだ。西山審議官は「この先は大本営発表だけだ」とはっきり宣言した訳だ。ここまで露骨にやっても大丈夫と見くびられた国民はまさに愚民だが、言論の自由を守るという最大の使命すら忘れ尻尾を振って会見場へ入れてもらうマスコミとそれをいまだに信じている国民は愚民の2乗。

・観光庁長官、観光客誘致へ韓国で安全性アピール
 「ホテルの耐震性は高い。食品も厳格な検査をしている。安心してほしい」と呼びかけたって、自国民に正確な情報を公開しない国が外国人へ大丈夫と言ったところで信用してもらえると思っているのだろうか。ブラックユーモアとしては良く出来ているが。

・「村が崩れる。悔しい」計画避難指定で飯舘村長 住民は政府に怒り
 飯舘村は独自のやり方で村の自立・再生を進めて来た自治体だった様で、今回の事故によってこれまでやってきたことが水泡に帰す悔しさ、言葉も無いだろう。

・土浦市立博物館へ特別展『戦国武将小田氏と法雲寺』を見に行った帰り、土浦城と旧水戸街道沿いを歩いた。土浦城西櫓と東櫓は壁の剥落が酷い。また、旧水戸街道沿いの赴きある建造物にも被害が出ている。
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[西櫓]             [まちかど蔵]

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